資料2-1 医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_256018.html |
出典情報 | 国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会(第3回 3/28)《厚生労働省》 |
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採択事業者
(研究開発期間)
シミックホールディン
グス株式会社
(H29~H30年度)
日本光電
工業株式会社
(H29~R1年度)
株式会社メトラン
(H29~R1年度)
医療機器クラス
現在のフェーズ(年度)
課題名
研究開発時に
想定したニーズ(仮説)
開発
実施国
ベトナムにおいて頻発する重症化リスクの高い腎疾患を、特別な設備を要しない尿
検査キットによって鑑別可能にすることで早期治療介入につなげる。
ベトナム
開発途上国・新興国のニーズに合わせた、日本
発バイオマーカーの簡易診断キット開発
✓
✓
I
現地認可取得済(R2/10月)
安全なバッグ換気のためのモニター
✓
✓
✓
II
国内薬事取得済(R4/4月)
現地認可取得済(R4/11月)
新生児は自発呼吸が確立できず、バッグ換気等の蘇生処置が必要となるケースが多
いが、途上国等においては新生児蘇生手技の教育や医療環境が不十分な為、蘇生成
功率が低く、高い新生児死亡率につながっている。簡易かつ直感的に正確なバッグ
換気を可能とするデバイスを開発し新生児死亡率改善を目論む。
インドネシア
(他)
ベトナム国向け
High-flow nasal cannula機器の開発
✓
✓
II
現地認可申請準備中
呼吸管理が必要な患者に対して気管挿管を実施する必要があるが、院内感染対策が
不十分な環境下においては感染リスクが高くなる。鼻カニューラを用いたhigh flow nasal cannula開発・普及させる事で、安全安心な呼吸管理を実現する。
ベトナム
虚血性心疾患のプライマリヘルス
ケアに対応するウェアラブル
心電計診断システムの開発
✓
✓
II
終了
地方部など特に医師が不足している地域においては、心疾患の既往歴等ハイリスク
患者が胸痛を感じた際等、直ちに受診する事が困難である。簡易装着可能なウェア
ラブル心電システムを開発し自宅にいながら専門医の遠隔診断が受けられる環境を
実現する。
タイ
マラリア原虫感染者発見率向上の為の
種特異的超高感度遺伝子検査シ
ステム開発研究
✓
✓
I
国内薬事申請準備中
従来の検査方法では検出できない低原虫感染患者に対して、高感度でより多く検出
可能とする検査システムを開発し、感染発見効率の向上とそれに伴う重症化や二次
的感染予防を実現、将来的なマラリア排除を目指す。
タイ
株式会社
ライトニックス
(R1~R3年度)
開発途上国のニーズに合わせた樹脂
製簡単ワクチン投与デバイスの開発
✓
✓
✓
II
国内薬事申請準備中
現地認可申請準備中
途上国等において一定の修練が必要とされるワクチン皮内投与といった技術的な課
題やワクチン供給量の不足、限られた保管キャパシティといった経済的な課題を解
決する簡易ワクチン投与デバイスを開発し、現地ワクチン接種率の向上に貢献する。
タイ
帝人ナカシマメディカル
株式会社
(R1~R3年度)
外傷性骨折後変形治癒症例に対する
カスタムメイド治療法の研究開発
✓
✓
I
現地認可申請準備中
難易度の高い骨折後変形術に対して、3次元画像診断ソフトを活用し患者に合った
カスタムメイド治療法(骨折後の変形状況に合わせて患者毎に矯正プレートを作成、
矯正する)を確立させる事で、治療成績の向上を実現、知的・労働作業への早期復
帰を実現し、社会生産性の向上を目論む。
タイ
スマートアイカメラを用いた
予防可能な失明と視力障害の根絶方法開発
✓
✓
✓
✓
I
国内薬事認可済
現地認可済(R3/12月)
現地発売予定(R5/4)
エルピクセル
株式会社
(R3~R5年度)
肺感染症の検出・重症度判定に向けた
X 線画像診断AI の開発
✓
✓
II
現地上市目標(R8/3月)
熟練医不足や貧困問題が顕著な地域において、結核等、肺感染症の早期診断が困難
である。途上国等においても広く普及しているX線装置をAI診断技術と組み合わせ
て有効活用する事で、追加投資なしにオンラインで熟練医レベルの肺感染症診断を
実現する。
タイ
BioSeeds株式会社
(R3~R5年度)
新型コロナウイルス変異株
RNA検出システムの開発と性能評価
✓
✓
I
現地認可目標(R6/3月)
これまで設備が整った大規模病院においてしか検出ができなかったCOVID-19変異
ウイルスに対して、小規模病院等においてもその場で迅速かつ安全に変異ウイルス
検出を可能とする検査キットを開発する事で、感染拡大防止に貢献する。
インド
メロディ・
インターナショナル
株式会社
(R4~R6年度)
✓
周産期死亡低減を目指したモバイル型SNS連動胎児
✓
モニターの開発
✓
I
開発開始(R4/8月より)
現地認可目標(R6年度)
不十分な電力インフラ、専門医含む医療従事者が不足しているなど、従来型胎児モ
ニタリング設備・機器を導入することが困難な環境下においても有効に活用できる
産前産後ケア用デバイスの開発・普及やそれを利用する現地助産師への教育等によ
り、妊婦や胎児の死亡につながるリスクを早期に発見し、周産期死亡率の改善を目
指す。
タンザニア
株式会社
日本医療機器開発機構
(H30年度)
栄研化学株式会社
(H30~R3年度)
株式会社OUI
(R2~R4年度)
東京大学
(R3~R7年度)
バイオデザインを用いた開発途上国・新興国の公衆
衛生の課題解決に貢献する医療機器開サポートシス
テム「グローバル・バイオデザイン」の確立
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これまで眼科診療にアクセスできず白内障などの眼科疾患により失明・視覚障害に
陥っていた貧困層の患者に対してスマートホンカメラを利用した眼科診療を可能と
するツールを開発する事で、予防可能な眼科疾患の根絶に貢献する。
途上国等への進出を図る企業に対してバイオデザイン等の開発手法を用いて現地向
け医療機器の開発を支援する等、企業が継続的に活用できる医療機器開発サポート
システムを確立し、現地医療上の課題解決と同時に企業の途上国等進出を推進する。
ベトナム
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