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資料2-1 医療機器基本計画に関する各省における取り組みの状況について (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei_256018.html
出典情報 国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会(第3回 3/28)《厚生労働省》
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医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業
令和4年度予算額 41.8億円(44.5億円)
事業の内容

事業イメージ

事業目的・概要

(1)先進的医療機器・システム等開発プロジェクト(令和元年度~6年度)

⚫ 少子高齢化に伴い、医療や介護の現場における課題への対応が、より重要性

• 開発に伴うコストやリスクが高い、先進的な医療機器・システム等の開発を支援します。

を増しています。医療の現場においては、医療者の過重労働や医療の地域格
差の解消、加療期間を短縮する治療方法、遠隔医療をはじめとした新たな医
療のあり方などが求められています。また、介護の現場においては、介護人材不
足への対応が求められています。

⚫ これらの課題に対応するため、医療者・患者の負担低減、加療が困難な疾病
に対する診断・治療を可能とするような、医療上価値の高い先進的な医療機
器・システム等の開発を支援します。

⚫ また、高齢者の自立促進や介護者の負担軽減、非接触型介護をはじめとした
感染症への対策など、介護現場が抱える課題を解決するロボット介護機器の
開発を支援します。

⚫ 加えて、新型コロナウイルス等の感染症、各種災害等の非常事態においては、
必要な医療機器を迅速に医療現場等に供給できることが必要であり、医療機
器の安定供給に向けた取り組みを進めます。

成果目標(最終)

⚫ 令和9年度までに5件の医療機器等の実用化を目指します。
⚫ 令和9年度までに9件のロボット介護機器の実用化を目指します。

(2)基盤技術開発プロジェクト(令和元年度~6年度)

• 将来の医療機器等の開発を見据え要素技術や基盤技術の開発を支援します。
(3)医療機器等開発ガイドラインの策定

• 革新的な医療機器等の速やかな実用化を目指し、薬機法の承認審査を迅速化するための
開発ガイドラインを、厚生労働省等と連携し、策定します。

(4)医療機器開発体制強靭化(令和3年度~6年度)

• 感染症、各種災害等の対応に必要となる医療機器や、海外依存度の高い医療機器(部
品・消耗品を含む)を国内で生産するための開発を支援します。

(5)ロボット介護機器開発プロジェクト(令和3年度~6年度)

• 介護現場の課題を解決するロボット介護機器の開発を支援します。また、安全性や効果評
価等海外展開につなげるための環境整備を行います。

採択例1

採択例2

情報支援内視鏡外科手術システム
熟練医師の暗黙知をAI等
の技術によりデータ化

光超音波3Dイメージングによる
画像診断装置
微細な動静脈、リンパ管を「見える化」する
画像解析システムを実現
超音波発生

条件(対象者、対象行為、補助率等)
定額補助



(研)日本医療研究
開発機構
(AMED)

補助
(2/3、1/2、
1/3)
委託

超音波センサ

画像化システム

パルスレーザ

民間企業等
システムイメージ

光超音波3Dイメージングの原理図

79

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