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「医療保険制度の将来構想の検討のための調査研究Ⅰ(制度の変遷と将来構想の検討)検討委員会報告書」 (42 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 医療保険制度の将来構想の検討のための調査研究Ⅰ(5/17)《健康保険組合連合会》
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価値向上への新たな取り組み①
〈社会環境の変化に伴う対応〉社会の高齢化
 就業者の平均年齢は上昇し、社会保障の支える側の年齢も変化していくことが予想される
 就業者の高齢化に伴う再雇用・定年延長に向けた運動機能維持への対応
就業者の平均年齢の推移


47

さらに 上昇

45

約9割の高齢者が
65歳以降も働きたいと回答

45.5

43

43.7
42.0

41
39

高齢者の就労意欲

40.5

37
1 9 80

2 0 00

2 0 05

2 0 15

2 0 35

出所:データヘルス計画作成の手引きより抜粋

 メタボ対策のみならず現役世代からロコモ
(運動機能維持)への対応が必要
 ロコモ対策は事業主の労働安全衛生にも寄与
事業主からの需要も拡大
 これらの取り組みが元気な高齢者を増やしていく

メ タボ リ ック
シ ンド ローム

(生活習慣病予防)

40才


〈ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)運動器症候群への対応〉 ロコモになるとからだを動
かすのに必要な運動器に障害が起こり、歩行障害や転倒リスクが増大します。現役世代の
転倒事故や業務効率低下の防止も踏まえ、高齢者の社会参加を促進するためにも「ロコモ」
を早期に対策・予防することが大切。

ロコモ テ ィ ブ
シ ンド ローム

フ レイ ル

(運動機能維持)

(虚弱対策)

60才


80才


加齢に伴う健康状態の変化
出典:令和3年10月「健保組合・健保連の提言」(健保連)

価値向 上 へ の 新た な 取 り 組 み ②
〈社会環境の変化に伴う対応〉女性の社会進出
 女性の社会進出により結婚・出産後も仕事を継続するようになり、女性の管理職の割合も年々上昇
 女性従業員の約5割が女性特有の健康課題などにより職場で困った経験があり、今後対応が求められる
女性特有の健康課題で困った経験の有無
女性の年齢階級別労働力率の推移

女性特有の健康課題で困った経験の有無

出所:男女共同参画白書 令和3年版

具体的な健康課題・症状

出所:経済産業省「働く女性の健康推進に関する実態調査」

 職場環境・相談体制の整備
 女 性 の ライ フス テ ー ジ ごと に 必 要 な 知 識 の 習 得

<男女の健康リスク>※〇は発症の高い年代
年代
20代

女性特有の健康リスク
PMS注)

産後うつ病





30代





40代





50代

更年期障害

子宮頸がん

男女共通の健康リスク
乳がん

脳梗塞

生活習慣病











60代
注)PMS(月経前症候群)月経の3~10日くらい前に始まるさまざまな精神的・身体的不調

38

がん









出所:三菱総合研究所資料

出典:令和3年10月「健保組合・健保連の提言」(健保連)