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「医療保険制度の将来構想の検討のための調査研究Ⅰ(制度の変遷と将来構想の検討)検討委員会報告書」 (43 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 医療保険制度の将来構想の検討のための調査研究Ⅰ(5/17)《健康保険組合連合会》
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価値向 上 へ の 新た な 取 り 組 み ③
〈リテラシーの向上〉
 「ヘルスリテラシー向上」と「セルフメディケーション醸成」の両輪で自
自発的な予防・健康づくりと効
効率的な医療資源の活用へとつなげる

 加入者が正しい知識や理解をもつ(知識の習得、理解)
 上手な医療機関のかかり方を選択できるようになる(正しい選択)
 健康行動を起こそうという気持ちになる、起こす(自発的な行動変容)

リテラシー
情報提供

健康教育・広報

(医療・医療保険制度)

ヘルスリテラ
シー向上

セルフメディ
ケーション醸成

効率的な医療(社会)資源の活用へ

自発的な予防健康づくりへ

〈ヘルスリテラシー〉健康や医療に関する情報を探し、理解し、評価して、活用できる力。ヘルスリテラシーを備えることで、
自分の健康のために最も適した行動を選ぶことができる。「健康を決める力」と呼ぶことができる
〈セルフメディケーション〉自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(WHO定義)

出典:令和3年10月「健保組合・健保連の提言」(健保連)

価値向上への新たな取り組み④
〈データ活用の深化〉(集団最適・個人最適へ)
 個人の働き方や新しい生活様式の変化に合わせた各種保健事業とヘルスケアサービスの充実
 事業主と健保組合とのコラボヘルス・健康経営のさらなる推進

 個々人の健康状態にあったオーダーメイド型の健診・予防サービスの提供
 事業主の健康経営等の取組状況に応じたコラボヘルスの展開
PHRの活用

データヘルス

ポータルサイトの活用

個人最適へ
集団最適へ

健保組合

●健診結果や生活データ等の健康状態の
見 え る化
●データに基づく健康アドバイスなど
●行動経済学に基づいたナッジ理論の導入
●ヘルスケア
デバイスの活用

コラボヘルス
加入者

好事例の共有
横展開
スコアリングレポート
の活用

事業主
●出退勤のデータ活用
●ストレスチェックの活用
●ライフスタイルに応じた働き方

〈PHR(Personal Health Record)の略〉個人の健診や服薬履歴等を本人や家族が一元的に把握し、生活習慣の改善や
必要に応じた受診、医療現場での正確なコミュニケーションに役立てる
〈ナ
ナッジ理論〉表現や伝え方の工夫で人々の自発的な行動を促す手法

出典:令和3年10月「健保組合・健保連の提言」(健保連)

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