わが国における女性のキャリアと家庭の両立の状況について 資料Ⅳ－１－７
○ 我が国においては、女性の就業率が出産・育児期に低下するいわゆる「M字カーブ」は解消に向かっているが、正規雇用比率が20歳
代をピークに低下し、30代、40代などは、非正規雇用が中心となる、いわゆる「L字カーブ」がみられる。
○ 有配偶女性の正規雇用比率は、未婚女性より顕著に低く、非正規雇用を選んだ理由として「家事・育児・介護と両立しやすいから」が
育児期の20～40代で高くなっており、女性のキャリアと家庭の両立を阻む障壁が存在している。
◆有配偶・未婚女性の正規雇用比率

◆いわゆるM字カーブ、L字カーブの状況
（％）

84.8

90
80

72.3

70

80.4 79.2
78.4 77.0 79.7

就業率

74.0

39.0

20.4

31.5

2.6

20.0
28.3

25.6

22.0

2.4
2.6

12.0

15～19歳 20～24歳 25～29歳 30～34歳 35～39歳 40～44歳 45～49歳 50～54歳 55～59歳 60～64歳 65歳以上

26.8

（出所）総務省 「労働力調査（基本集計）」

正規雇用比率

18.3

2.0

◆非正規を選んだ理由として
「家事・育児・介護と両立しやすいから」を挙げた人数・割合（女性）
（万人）
250

27.9%

214

0
15～19歳20～24歳25～29歳30～34歳35～39歳40～44歳45～49歳50～54歳55～59歳60～64歳 65歳以上

150

30%

人数（左軸）

21.6%

200

（出所）総務省「労働力調査（基本集計）」

30.5

0.0

0

13.6

20
10

35.8 34.0

48.6

41.5

有配偶女性

2.6

10

50.6

50.0
33.9

20

49.4

42.2

42.1

30

47.6

40
30

39.8

40

60

39.9

50.6

50

62.7

未婚女性

58.0

60

59.7

50

65.5

（％）

70

割合（右軸）
17.2%

15.4%
72

100

11.2%

63
33

32

50

2 1.4%

0
年齢計

20%

15～24歳

25～34歳

（出所）総務省 「労働力調査（詳細集計）」

13

10%

6.9%
0%

35～44歳

45～54歳

55～64歳

65歳以上