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資料1_具体的研究事項と横断的研究事項について (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33877.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第12回 6/28)《厚生労働省》
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(9)各柱にまたがる「横断的事項」について

①シーズ探索

構成員・参考人からの事前提出意見一覧
現状と課題

今後の研究の方向性



オミクス技術の進展に伴うヒトレベルでの情報の蓄積、構
造生物学、情報科学、免疫学などの進展などにより、飛躍
的な発展が見込める段階に入りつつあるのではないか?

治療介入の標的となりうる分子、カスケード、細胞を目指すがん
の基礎研究と、他分野をリンクした融合型研究の推進が重要と考
える。



シーズを育成していく段階で適切な知財戦略が行われてい
ないために、実用化に大きな支障をきたすケースが多く、
開発の遅れや海外への展開が十分に行えない原因となって
いる。

国際的に伍することが出来る知財支援を確立し、知財が障壁と
なって開発が遅れることのない体制を確立する。



基礎的な研究成果を発掘、開発、導出する拠点整備、人材
育成が不十分である。



抗がん薬のシーズ探索は成果の視点から成功率が低くリス
クが大きいため、その取り組みは一部の企業と研究者に限
定されている。実役開発に繋げるにはシーズ探索の規模を
拡大するほか、より効率的かつ精度の高い技術開発が求め
られる。

アカデミア、ベンチャー企業等の研究者がシーズ育成に特化した
支援機関に直接つながるネットワークの構築。有効な出口戦略を
立案する薬事、製造、知財、ビジネス面での支援体制の強化。国
際的なプロモーションの促進。
(一部再掲)
1.候補化合物スクリーニングに新しい技術を導入するほか、非
臨床のproof of conceptの段階からアカデミアと企業が連携
または合同で行うなどして、早期臨床試験への同種を一層加
速する。シーズ探索からfirst-in-humanまで産学が一気通貫
で開発できるアカデミアを中心とする組織を作る。
2.シーズ探索に研究予算を重点化する。

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