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資料1_具体的研究事項と横断的研究事項について (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33877.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第12回 6/28)《厚生労働省》
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(9)各柱にまたがる「横断的事項」について

⑤ AI等新たな科学技術

構成員・参考人からの事前提出意見一覧②
現状と課題






今後の研究の方向性

現在のAIは2012年ころからのDL技術による第3次AIブームを起
AIの開発のハードルはさがり、技術的な発展も進む。
源とし、まだ10年程度の状況。しかしながら、AIの社会実装にお がん医療の分野で、AIのレベルにあわせた予見性の高い
いては多くの検討課題があり、AIの社会実装は進んでいない。
薬事承認や臨床利用のガイドラインを策定し、日本にお
がん研究においてもAIへの期待は大きく、今後のAIの発展も含め、 ける研究開発を促進する制度設計を研究すべき。
より早く、社会実装に取り組む仕組みづくりが求められる。
AIを用いた診断法は、放射線画像や病理組織診断に有用であるが、 1.AI病理診断、AI放射腺診断の加速
その実用化が遅れている。また、全ゲノムや種々の臨床情報を含 2.がんゲノム医療へのAI技術導入の加速
めたビッグデータの中からAIによる新たな医療ニーズの開拓は今 3.臨床情報とマルチオミクス情報を統合解析するため
後大いに発展が期待される。
のAI解析技術の開発
AI・データサイエンティストなど、これまで医療分野にいなかっ AI等の技術開発の推進と医療従事者以外のがん領域への
た人が必要になってきている。
進出の促進が必要。病理画像診断の含めた基盤の整備が
喫緊の課題。

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