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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》 |
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No.
意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
国家試験合格の後、永久免許に対する疑問である、他の資格を取得しても給料が上がらない。勉強し、知識、技術を身につけている者
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
に報酬を支払うことは当たり前だと思うが、看護師の世界にはない。
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
給与水準等に対して、 地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護師以外の看護師に対しても、処遇改善を推進
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
していくことが必要。
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
医療現場においては看護師不足が深刻化しており、通年採用を実施してもなお欠員が埋まらない状況が常態化している。この背景に ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
は、命を預かる業務であるにも関わらず賃金水準が低位に置かれていることや、夜勤を含む厳しい労働実態が要因と考えられ、看護師等 る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
の離職率の高さや復職しにくい労働環境にも繋がっている。医療ニーズが高まり担い手不足が懸念される2040年を見据え、「自信と誇り 与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
を持って心の通う看護を提供する」という本指針の基本理念が、日夜、現場において奮闘している看護師等が真に共感できる実効性のあ 看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
るものとなるよう、診療報酬上の施設基準や看護師の専門性に対する評価への反映を求めたい。
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
看護職員処遇改善評価料においては、対象となる施設基準が救急受け入れ200台以上、3次救急医療施設と限定されているため、診療
所や訪問看護ステーションをはじめ、ガンセンター、精神医療、慢性期医療、へき地の病院など、規模の小さい病院は対象外となってい
る。看護師等の処遇改善策としては効果が限定的であるだけでなく、チーム医療の担い手である、薬剤師や事務職、給食調理員などの職
ご指摘の点につきましては、第三の二で、国の機関の実態に応じ
種を除外としていることが現場の分断を生んでいる。
て、国家公務員である看護師がキャリアアップに伴って昇格できる
看護師等の処遇改善にあたっては、波及効果が限定的な看護職員処遇改善評価料にとどまらず、医療職俸給表(二)(三)を底上げ
環境整備を図るため、医療職俸給表(三)級別標準職務表が改正さ
し、地域医療の担い手を確保していくことが重要と考える。
れたところであり、医療機関等においては、当該級別標準職務表の
また、医療職俸給表(三)が適用される看護師の多くは2級に留め置かれ、上位の級に昇格することなく定年を迎える。先般、級別標
改正内容を踏まえつつ、各医療機関等の実情に応じて、看護師の
準職務表が見直され、看護師長が4級、副看護師長および特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師は3級と位置付けが
キャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくことが望まれ
改められたが、すでに多くの公立病院では見直し後の位置づけを上回る運用が行われている。看護師のキャリアアップを実効性あるもの
る旨を明記しています。
にするには、さらなる改善が不可欠である。
また、重要な役割を担う看護部長や看護師長など管理職に対する評価もさることながら、専門職としての知識や経験・技術によって、
管理職と同等の評価を行うような制度(複線型キャリアパス)の構築が求められる。
107
第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、国の機関の実態に応じ
て、国家公務員である看護師がキャリアアップに伴って昇格できる
看護職員処遇改善評価料では一部の職種を除外が現場の分断を生んでいる。現行支給を維持したまま他の職種にも底上げできるよう評 環境整備を図るため、医療職俸給表(三)級別標準職務表が改正さ
価量の算定方法などの見直しを求める。処遇改善については前述した通り看護師の離職防止や確保につながるので医療職俸給表の底上げ れたところであり、医療機関等においては、当該級別標準職務表の
を求める。管理職への評価や専門・認定分野や専門資格に対して評価できる制度を求める。
改正内容を踏まえつつ、各医療機関等の実情に応じて、看護師の
キャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくことが望まれ
る旨を明記しています。
108
第三の二
103
104
105
106
109
第三の二
P21「~望まれる」とありますが、「推進する」等もう少し強く要望がある事が伝わる表現のほうが良いと感じます。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
だきます。
看護師の処遇改善に務めていただきたいと考えております。
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
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意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
国家試験合格の後、永久免許に対する疑問である、他の資格を取得しても給料が上がらない。勉強し、知識、技術を身につけている者
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
に報酬を支払うことは当たり前だと思うが、看護師の世界にはない。
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
給与水準等に対して、 地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護師以外の看護師に対しても、処遇改善を推進
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
していくことが必要。
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
医療現場においては看護師不足が深刻化しており、通年採用を実施してもなお欠員が埋まらない状況が常態化している。この背景に ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
は、命を預かる業務であるにも関わらず賃金水準が低位に置かれていることや、夜勤を含む厳しい労働実態が要因と考えられ、看護師等 る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
の離職率の高さや復職しにくい労働環境にも繋がっている。医療ニーズが高まり担い手不足が懸念される2040年を見据え、「自信と誇り 与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
を持って心の通う看護を提供する」という本指針の基本理念が、日夜、現場において奮闘している看護師等が真に共感できる実効性のあ 看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
るものとなるよう、診療報酬上の施設基準や看護師の専門性に対する評価への反映を求めたい。
が望ましい旨を明記しています。
第三の二
看護職員処遇改善評価料においては、対象となる施設基準が救急受け入れ200台以上、3次救急医療施設と限定されているため、診療
所や訪問看護ステーションをはじめ、ガンセンター、精神医療、慢性期医療、へき地の病院など、規模の小さい病院は対象外となってい
る。看護師等の処遇改善策としては効果が限定的であるだけでなく、チーム医療の担い手である、薬剤師や事務職、給食調理員などの職
ご指摘の点につきましては、第三の二で、国の機関の実態に応じ
種を除外としていることが現場の分断を生んでいる。
て、国家公務員である看護師がキャリアアップに伴って昇格できる
看護師等の処遇改善にあたっては、波及効果が限定的な看護職員処遇改善評価料にとどまらず、医療職俸給表(二)(三)を底上げ
環境整備を図るため、医療職俸給表(三)級別標準職務表が改正さ
し、地域医療の担い手を確保していくことが重要と考える。
れたところであり、医療機関等においては、当該級別標準職務表の
また、医療職俸給表(三)が適用される看護師の多くは2級に留め置かれ、上位の級に昇格することなく定年を迎える。先般、級別標
改正内容を踏まえつつ、各医療機関等の実情に応じて、看護師の
準職務表が見直され、看護師長が4級、副看護師長および特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師は3級と位置付けが
キャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくことが望まれ
改められたが、すでに多くの公立病院では見直し後の位置づけを上回る運用が行われている。看護師のキャリアアップを実効性あるもの
る旨を明記しています。
にするには、さらなる改善が不可欠である。
また、重要な役割を担う看護部長や看護師長など管理職に対する評価もさることながら、専門職としての知識や経験・技術によって、
管理職と同等の評価を行うような制度(複線型キャリアパス)の構築が求められる。
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第三の二
ご指摘の点につきましては、第三の二で、国の機関の実態に応じ
て、国家公務員である看護師がキャリアアップに伴って昇格できる
看護職員処遇改善評価料では一部の職種を除外が現場の分断を生んでいる。現行支給を維持したまま他の職種にも底上げできるよう評 環境整備を図るため、医療職俸給表(三)級別標準職務表が改正さ
価量の算定方法などの見直しを求める。処遇改善については前述した通り看護師の離職防止や確保につながるので医療職俸給表の底上げ れたところであり、医療機関等においては、当該級別標準職務表の
を求める。管理職への評価や専門・認定分野や専門資格に対して評価できる制度を求める。
改正内容を踏まえつつ、各医療機関等の実情に応じて、看護師の
キャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくことが望まれ
る旨を明記しています。
108
第三の二
103
104
105
106
109
第三の二
P21「~望まれる」とありますが、「推進する」等もう少し強く要望がある事が伝わる表現のほうが良いと感じます。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
だきます。
看護師の処遇改善に務めていただきたいと考えております。
ご指摘の点につきましては、第三の二で、看護師等をはじめとす
る従業者の給与について、その業務内容、勤務状況等を考慮した給
与水準となるよう努めるべきであり、各医療機関の実情に応じて、
看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進を検討していくこと
が望ましい旨を明記しています。
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