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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》 |
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No.
意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
141
第三の四
看護師が当たり前にしている「前残業」を改善していきたいです。「前残業」とは、始業開始前に患者情報を確認したり、1日の業務
を円滑に進められるよう準備したりすることです。私の勤務先では、ベテランでも患者1人の情報を把握するために5分を要します。受
け持ちが6人であれば30分前には出勤しなければなりません。新人ではさらに時間がかかるため、30分以上早く出勤している人もいま
す。夜勤は受け持つ患者も多いため、1時間以上前に出勤する人もいます。しかし、前残業はあくまでじゅんびであり、勤務ではないと ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
いう考え方から残業代は出ません。おまけに、定時で仕事が終わらないと、先輩看護師から「朝もっと早くくれば終わらせられる」と言 ています。
われることもあります。私は、前残業はある前提として給料を設定する、もしくは、残業代を支払うなどの改善が必要だと思います。病
院によっては、患者の状態把握に時間がかからないよう、前日の勤務内でリーダーが病名などを記載しておくという取り組みをしている
ところもあるようです。前残業の文化がなくなるよう、改善していってほしいです。
142
第三の四
悪しき前残業、時間外の看護研究や研修、委員会活動をなくしてください。欧米にならい、看護研究は業務の合間にやらせるのでは ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
なく、自習性に任せて給与を払ってほしいです。
ています。
143
第三の四
144
第三の四
145
第三の四
146
第三の四
147
第三の四
昼勤務も夜勤勤務も休憩時間をちゃんと取れた事がない。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
148
第三の四
柔軟な勤務体制を確立して、看護師の健康に配慮すべきである。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
149
第三の四
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
病院が強制する残業代がつけられない勉強会や研修をやめるようにしてほしい。
委員会活動や看護研究、会議に対する時間給や手当がなされるべき。個々のやりがい搾取で運営されるべきではない。もうナイチン
ゲールを使った看護師のPRは時代錯誤。そこに気付いていない時点で終了している。
看護業務の効率化・生産性向上を阻害している一因として、看護部での委員会活動が多すぎる。委員会活動の簡素化が必要。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
だきます。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
自己研鑽という名の労働実態を改善すべきである。
理由 能力向上に向けた研修システムの構築は極めて重要であるが、一方で「自己研鑽」と云う名の「労働」が、ほぼすべての病院等 ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
に見られると推測している。これらは一部の病院では「委員会活動」と称されているが、その実態は「労働」いうに等しい内容と見受け ています。
られる。
年次休暇の取得は、25年間の勤務において毎年数日しか取得できていません。10日取得できたのはほんの2、3年のみです。「5日間
取得」するために、日々の勤務者を減らさなければならないこともあります。また、ノー残業デーや超過勤務削減と言われますが、好き
で超過勤務をしているわけではありません。36協定の時間内になるよう申請時間を調整し、サービス残業をすることも多々あります。勤
務時間全てを申請したら過労死ラインを超える管理者がほとんどです。時間内に終われる業務量ではないにも関わらず「労務管理をしな ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
さいね」と無言の圧力を感じます。
ています。
このような現状で、安全を確保し質の高い看護を提供するのは困難です。ヘルシーワークプレイスなんて考えられていません。「10年
20年先の情勢を考えてマネジメントをしなさい」と言われても、今月来月のやりくりをするだけで精一杯で先のことなんて考えられませ
ん。
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意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
141
第三の四
看護師が当たり前にしている「前残業」を改善していきたいです。「前残業」とは、始業開始前に患者情報を確認したり、1日の業務
を円滑に進められるよう準備したりすることです。私の勤務先では、ベテランでも患者1人の情報を把握するために5分を要します。受
け持ちが6人であれば30分前には出勤しなければなりません。新人ではさらに時間がかかるため、30分以上早く出勤している人もいま
す。夜勤は受け持つ患者も多いため、1時間以上前に出勤する人もいます。しかし、前残業はあくまでじゅんびであり、勤務ではないと ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
いう考え方から残業代は出ません。おまけに、定時で仕事が終わらないと、先輩看護師から「朝もっと早くくれば終わらせられる」と言 ています。
われることもあります。私は、前残業はある前提として給料を設定する、もしくは、残業代を支払うなどの改善が必要だと思います。病
院によっては、患者の状態把握に時間がかからないよう、前日の勤務内でリーダーが病名などを記載しておくという取り組みをしている
ところもあるようです。前残業の文化がなくなるよう、改善していってほしいです。
142
第三の四
悪しき前残業、時間外の看護研究や研修、委員会活動をなくしてください。欧米にならい、看護研究は業務の合間にやらせるのでは ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
なく、自習性に任せて給与を払ってほしいです。
ています。
143
第三の四
144
第三の四
145
第三の四
146
第三の四
147
第三の四
昼勤務も夜勤勤務も休憩時間をちゃんと取れた事がない。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
148
第三の四
柔軟な勤務体制を確立して、看護師の健康に配慮すべきである。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
149
第三の四
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
病院が強制する残業代がつけられない勉強会や研修をやめるようにしてほしい。
委員会活動や看護研究、会議に対する時間給や手当がなされるべき。個々のやりがい搾取で運営されるべきではない。もうナイチン
ゲールを使った看護師のPRは時代錯誤。そこに気付いていない時点で終了している。
看護業務の効率化・生産性向上を阻害している一因として、看護部での委員会活動が多すぎる。委員会活動の簡素化が必要。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
だきます。
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
ています。
自己研鑽という名の労働実態を改善すべきである。
理由 能力向上に向けた研修システムの構築は極めて重要であるが、一方で「自己研鑽」と云う名の「労働」が、ほぼすべての病院等 ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
に見られると推測している。これらは一部の病院では「委員会活動」と称されているが、その実態は「労働」いうに等しい内容と見受け ています。
られる。
年次休暇の取得は、25年間の勤務において毎年数日しか取得できていません。10日取得できたのはほんの2、3年のみです。「5日間
取得」するために、日々の勤務者を減らさなければならないこともあります。また、ノー残業デーや超過勤務削減と言われますが、好き
で超過勤務をしているわけではありません。36協定の時間内になるよう申請時間を調整し、サービス残業をすることも多々あります。勤
務時間全てを申請したら過労死ラインを超える管理者がほとんどです。時間内に終われる業務量ではないにも関わらず「労務管理をしな ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
さいね」と無言の圧力を感じます。
ています。
このような現状で、安全を確保し質の高い看護を提供するのは困難です。ヘルシーワークプレイスなんて考えられていません。「10年
20年先の情勢を考えてマネジメントをしなさい」と言われても、今月来月のやりくりをするだけで精一杯で先のことなんて考えられませ
ん。
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