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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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No.

意見箇所

御意見

御意見に対する考え方

その他

訪問看護を運営している立場から。
介護人材不足と看護師不足は、病院や施設が受け入れ人数を制限し、退院・退所を勧められ、結果、在宅で介護を受けて生活する方が
一気に増えてしまうのではないかと懸念している。そうならないように訪問看護の従事者を増やし、多くの地域で介護崩壊が起きないよ
う防がなければならないのだが、まず、基本に戻り、看護師でしかできないことをサービスとして提供することを徹底し、限りある看護
人材を不要なサービスに充ないことから始めるべきである。そのために供給側の「不要な需要の掘り起こし」に歯止めが必要であり、ま ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
た、家族やヘルパーは看護師に依存しやすく、訪問看護では業務以外の負担が増えやすいため、健康や介護は自分事とする国民の意識改 だきます。
革も必須。
現状「精神科訪問看護で30分の訪問時間で服薬管理・状態観察」と「90分使っての褥瘡処置・排泄処理・清拭」は同じ報酬であるた
め、訪問件数が多い精神訪問看護の方が、通常の訪問看護より給与が高く設定しやすい。給与面で待遇が良い精神訪問看護ばかりに看護
師が流れてしまわないように報酬も適正化することも必要。

その他

病棟勤務の看護師です。
病院の機能や算定要件に基づき看護配置されているものと思いますが、圧倒的にマンパワー不足です。看護協会の指針では、リリーフ
体制の強化等示されていますが、そもそもどの部署も人員不足であるにも関わらず、それを応援体制でカバーしようとすることは現場の
人間としては精神的にも身体的にも負担です。看護部は現場の声を生かす努力もせず、決まりだから、という姿勢はどの病院も同じで
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
す。また、コロナを並行して対応している救急医療の現場では、圧倒的にマンパワー不足ですが、コロナにも救急にも対応できる看護師
だきます。
というのは院内でも少数であり、リリーフを受けることも叶いません。看護配置の○対1を確保するために、院内の決まりの60分の休憩
もとれず、13時間の日勤や夜勤を働き詰めの現状もあります。県と締結している事業に関わる勤務の日は運行時間内に勤務が終わらない
可能性があるにも関わらず、看護協会の勧めるインターバル時間が確保できない場合もあります。特殊勤務(プレホスピタル事業や資格
に関わる活動、訓練参加)に関しても、国の決まりとして手当がつくべきと思います。

その他

オンライン訪問看護レセプトは医科歯科薬局より格段に遅れています。医療が新しい技術を取り入れて進歩しなければ、国民皆保険制
度は維持できなくなる未来もあると思います。医療の進歩に追随できない低い能力の看護職を人手として許容することは、医療費に占め
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
る人件費の多さからしても国民にとって有益とは考えられないと思います。医療費を吸い上げられる看護職を利用する営利主義の人達に
だきます。
全く無防備な感じに私は不安になります。試験をCBTで全国で実施すれば、多くの就労看護職に対しての免許更新試験は不可能ではない
と考えます。

その他

「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に記されている現状の問題点等の分析およびそれに基づく今後
の施策の考え方については納得できるものです。高齢社会とIT社会が同時に到来し、年齢層を問わず人々の生活、健康をとりまく事情
は大きく変化するなか、看護師等を取り巻く環境、また求められるスキル(医療技術にとどまらない、生活の質の向上に関わるあらゆる
スキル)も高度化、多様化しており、さまざまな対策を打っていかなければなりません。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
しかし医療をめぐっては、臨床現場から教育現場まで、旧態依然とした「権力志向」によるとおもわれる歪みや問題が発生しているこ
だきます。
とが、あいも変わらず報じられているようです。高い志をもって看護師等になろうとしている人や、またすでに看護師等として働く人
が、こういった、本来医療にとっては本質的でない問題によって離職したり、勉学に挫折したりすることがあってはなりません。
指針案に記された方針が一つ一つ着実に実施され、患者を含め医療現場に関わるすべての人の生活の質の向上につながるように留意し
て進められることを望みます。

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その他

二次医療圏毎の人員・人材の偏りが問題と思います。ただ、展開する医療や賃金について、都市部、地方部では格差もあり都市部に集
中することが原因かと感じています。その上で、地方部に人員人材が来るようになるには、まずは生活のために必要な賃金が確保できる
こと、診療報酬の改善が必要にになります。例えばですが、地方部については賃金補助ができるとかはできないものかと感じます。
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
また労働人口が減少する中、公共性ある医療ないし看護のマンパワーを確保するという意味でも、上記は一役を担うと思います。選ば だきます。
れる職種となり得るよう意図的な働きかけはできないかと思ったところです。他、職能団体や地域病院などが、若年層への職種宣伝活動
など、予算をつけるなどはどうかと思いました。※看護師体験などを資金面で補助

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その他

「専門看護師」はすでに大学院養成となっているので、登録認定ではなく保健師・助産師同様国家資格とすべきです。その教育内容に
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
ついては、もう少し精査検討が必要です。在宅看護分野では「特定行為の一部」を入れたり災害看護分野には「DMAT」「DPAT」
だきます。
「DHEAT」いずれかの養成内容を盛り込む等すれば名称独占、業務独占となりえます。

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