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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》 |
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No.
意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
第五の五
ご指摘の点につきましては、第五の四で、看護師等の需給の状況
訪問看護師を中心に記述されていますが、介護福祉施設等の看護職確保についても記述が必要ではないでしょうか。今後、介護福祉施
は、都道府県・二次医療圏ごとに差異があることから、関係者の連
設等で看取り、医療度の高い入所者等により、より看護職が必要になると考えられる。
携の下、看護師等確保に係る地域の課題を把握した上で、実効性あ
領域の課題に応じた看護師等の確保に加えて、助産師、保健師の職種の課題に応じた人材確保について記述が必要ではないでしょう
る看護師等確保の取組を講じていくことが必要である旨を明記して
か。二次医療圏における保健師、助産師の人材確保に差が生じている。
います。
236
第五の六
60代看護職が増えている現状に対してどのように看護の質保証をされていくのかがわかりませんでした。50から60代になると、看護管 ご指摘の点につきましては、第五の六で、今後の人生100年時代に
理者になる看護職も増えます。一方で、卒後年数が30年を超えて、現代の看護教育とのギャップがあるのは、現代の国家試験を見るだけ おいて、看護師等は生涯にわたり研鑽を積み、様々な環境で職能を
でもよくわかります。就労しながらキャリア形成をするのも、個人の資質に委ねられており、看護管理者もそれぞれの施設の基準で選ば 高め続ける専門職業人であるとの基本的な認識に立ち、持てる能力
れています。一般的に、加齢に伴って様々な能力は低下します。国民の命を最前線で扱う職種が、終生免許で就労できるのは、他国と比 を遺憾なく発揮できるようにすることが重要である旨を明記してい
べても異質と思います。
ます。
237
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
高年齢者である看護師等の就業推進について、公立病院では、55歳での昇給停止や60歳以降の給与引き下げの実態がある一方で、現役
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
世代と同様に夜勤や時間外労働を行っている場合もある。高年齢者である看護師等(55歳以上の看護師等)の就労支援のためには、業務
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
の軽減や労働環境整備、処遇の維持・改善が重要との記載がも必要を求める。
ます。
238
第五の六
高年齢である看護師等及び求人向けの研修について触れていますが、「生涯にわたり研鑽を積み、様々な環境で職能を高め続ける」こ ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
のようなことを求められると、高齢看護師として働き続ける自信はありません。加齢とともに、五感も認知機能も当然低下していきま していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
す。まず、必要なことは、高齢看護師でも働き続けられる環境の整備と、患者・利用者の理解、そのうえで持てる能力を発揮できるよう 相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
にする管理者の理解ではないでしょうか?高齢看護師の活用については、もう少し丁寧な解説が必要かと思います。
ます。
239
第五の六
240
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
定年退職者の再雇用に関しては、意欲があっても病棟勤務は体力的、精神的、認知的に困難だと思われます。コロナ禍での新しいルー
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
ルに順応できにくい、などハンディがあるので、急展開が少ない他の業務を作り元気な年代のNSの業務を移譲するのが良いと思っていま
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
す。医業には「各年代の特徴に対応できる柔軟なルールと業務分担」の整理整頓が急務です。
ます。
241
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
高齢の看護師等の就業推進については就労推進のためには、活躍の場の変更を含めた業務の軽減や環境整備、処遇の維持・改善につい していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
て記載を求める。
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
ます。
242
第五の六
人生100年時代でできるだけ永く働いてほしいということは言われていますが、実際のところ、正規職員で勤務する年齢は定まってお ご指摘の点につきましては、第五の六で、都道府県ナースセン
り、その後再任用や任用職員となってもその労働条件や働ける年数は施設に任されているので、働けるのに働いていない看護師もいるの ターが、高年齢者である看護師等向けの求人開拓及び就業に関する
ではないでしょうか。ナースセンターは大変かもしれませんが、ナースバンクの役割も持ってマッチングさせていくことが必要と考えま 情報提供等の取組を推進することが重要である旨を明記していま
す。
す。
243
第五の六
ご指摘の点につきましては、第五の六で、都道府県ナースセン
プラチナナースの活用。定年後、継続しても給与はカットされる。(同じ業務内容・量でも)65歳以上の雇用に補助金をつけることを ターは、高年齢者である看護師等及び求人施設向けの研修や、高年
希望する。
齢者である看護師等向けの求人開拓及び就業に関する情報提供等の
取組を推進することが重要である旨を明記しています。
235
若年労働者の減少で60歳以降の労働者の就業を進めるため労働環境(夜勤制限等)の整備が必要。
36
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
ます。
意見箇所
御意見
御意見に対する考え方
第五の五
ご指摘の点につきましては、第五の四で、看護師等の需給の状況
訪問看護師を中心に記述されていますが、介護福祉施設等の看護職確保についても記述が必要ではないでしょうか。今後、介護福祉施
は、都道府県・二次医療圏ごとに差異があることから、関係者の連
設等で看取り、医療度の高い入所者等により、より看護職が必要になると考えられる。
携の下、看護師等確保に係る地域の課題を把握した上で、実効性あ
領域の課題に応じた看護師等の確保に加えて、助産師、保健師の職種の課題に応じた人材確保について記述が必要ではないでしょう
る看護師等確保の取組を講じていくことが必要である旨を明記して
か。二次医療圏における保健師、助産師の人材確保に差が生じている。
います。
236
第五の六
60代看護職が増えている現状に対してどのように看護の質保証をされていくのかがわかりませんでした。50から60代になると、看護管 ご指摘の点につきましては、第五の六で、今後の人生100年時代に
理者になる看護職も増えます。一方で、卒後年数が30年を超えて、現代の看護教育とのギャップがあるのは、現代の国家試験を見るだけ おいて、看護師等は生涯にわたり研鑽を積み、様々な環境で職能を
でもよくわかります。就労しながらキャリア形成をするのも、個人の資質に委ねられており、看護管理者もそれぞれの施設の基準で選ば 高め続ける専門職業人であるとの基本的な認識に立ち、持てる能力
れています。一般的に、加齢に伴って様々な能力は低下します。国民の命を最前線で扱う職種が、終生免許で就労できるのは、他国と比 を遺憾なく発揮できるようにすることが重要である旨を明記してい
べても異質と思います。
ます。
237
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
高年齢者である看護師等の就業推進について、公立病院では、55歳での昇給停止や60歳以降の給与引き下げの実態がある一方で、現役
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
世代と同様に夜勤や時間外労働を行っている場合もある。高年齢者である看護師等(55歳以上の看護師等)の就労支援のためには、業務
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
の軽減や労働環境整備、処遇の維持・改善が重要との記載がも必要を求める。
ます。
238
第五の六
高年齢である看護師等及び求人向けの研修について触れていますが、「生涯にわたり研鑽を積み、様々な環境で職能を高め続ける」こ ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
のようなことを求められると、高齢看護師として働き続ける自信はありません。加齢とともに、五感も認知機能も当然低下していきま していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
す。まず、必要なことは、高齢看護師でも働き続けられる環境の整備と、患者・利用者の理解、そのうえで持てる能力を発揮できるよう 相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
にする管理者の理解ではないでしょうか?高齢看護師の活用については、もう少し丁寧な解説が必要かと思います。
ます。
239
第五の六
240
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
定年退職者の再雇用に関しては、意欲があっても病棟勤務は体力的、精神的、認知的に困難だと思われます。コロナ禍での新しいルー
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
ルに順応できにくい、などハンディがあるので、急展開が少ない他の業務を作り元気な年代のNSの業務を移譲するのが良いと思っていま
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
す。医業には「各年代の特徴に対応できる柔軟なルールと業務分担」の整理整頓が急務です。
ます。
241
第五の六
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
高齢の看護師等の就業推進については就労推進のためには、活躍の場の変更を含めた業務の軽減や環境整備、処遇の維持・改善につい していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
て記載を求める。
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
ます。
242
第五の六
人生100年時代でできるだけ永く働いてほしいということは言われていますが、実際のところ、正規職員で勤務する年齢は定まってお ご指摘の点につきましては、第五の六で、都道府県ナースセン
り、その後再任用や任用職員となってもその労働条件や働ける年数は施設に任されているので、働けるのに働いていない看護師もいるの ターが、高年齢者である看護師等向けの求人開拓及び就業に関する
ではないでしょうか。ナースセンターは大変かもしれませんが、ナースバンクの役割も持ってマッチングさせていくことが必要と考えま 情報提供等の取組を推進することが重要である旨を明記していま
す。
す。
243
第五の六
ご指摘の点につきましては、第五の六で、都道府県ナースセン
プラチナナースの活用。定年後、継続しても給与はカットされる。(同じ業務内容・量でも)65歳以上の雇用に補助金をつけることを ターは、高年齢者である看護師等及び求人施設向けの研修や、高年
希望する。
齢者である看護師等向けの求人開拓及び就業に関する情報提供等の
取組を推進することが重要である旨を明記しています。
235
若年労働者の減少で60歳以降の労働者の就業を進めるため労働環境(夜勤制限等)の整備が必要。
36
ご指摘の点につきましては、第三の四で、看護師等の定着を促進
していくためには、ライフステージに対応した働き方を可能にする
相談体制や環境整備を進めていくことが重要である旨を明記してい
ます。