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資料2:「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針(案)」に関する御意見及び当該意見に対する考え方 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34813.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第3回 8/24)《厚生労働省》
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No.

意見箇所

御意見

御意見に対する考え方

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第三の四

日本とアメリカ両国で看護師経験があるのですが、アメリカでは子供が熱を出した時などに嫌味なく対応してくれる、長期休みを取り
やすい、給料がいい、お局看護師がいないなど働きやすく、アメリカで看護師であれば続けていきたい、と思えます。
日本の看護師の働く環境は、給料が安い、休みも取れない、子供を育てながら働くのは限りなく不可能に近く、特に子育てしながらだ
ご指摘の点につきましては、第三の四で、勤務環境の改善を掲げ
と、病院などで働くのには無理があります。働きやすい環境(トップがマネジメントを学ぶ)を作っていかなければ、このままだといい
ています。
看護師、できる看護師ほど海外に流出してしまうことになり日本の医療が崩壊すると思います。
私は3人姉妹なのですが、妹の2人は日本で看護師をしていますが疲弊しています。日本の医療の質は素晴らしいです。どうかこの環
境を変えて素晴らしい医療の質を保って欲しいです。

151

第三の四

産業医や産業看護師の活用:看護師を採用する組織も、50人以上採用した場合は産業医が必須になることを改めて明記し、必要に応じ
て産業看護師を専従としておくことを促してほしいです。医療業界から産業医産業看護職の素敵なケースを作り上げ日本を牽引してほし ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
いとメッセージも伝えてほしいです。
だきます。
医療従事者の健康管理:雇用主は雇用者の健康管理も仕事の一つであることをしっかりと明記してほしいです。

152

第三の四

看護師等の確保を促進についての意見
30年前とは多様化する価値観や人生観、家族の在り方がかなり異なっています。現代の看護師はナイチンゲールの精神ではなく、複雑
ご指摘の点につきましては、今後の政策検討の参考にさせていた
な難題やタスクをこなすことが求められています。海外のように看護師の分野もそれぞれ分けて分担化が必要です。
だきます。
実例、残業は看護師長の許可が必要、白衣に着替える時間は時間内に含まない。研修、やEラーニングなども自己の休みの日に強要す
る。病院内の移動を拒否すれば退職勧奨する。長期連休は9日までだとか決める。

153

第三の四

有給に関して、消化義務を増やしてほしい。

ご意見として承ります。

154

第三の五

看護業界自体がパワハラ体質なのは確かです。ずっと昔からこうやってきた、私たちもこうだったから、というのが他の業界よりもま
かり通ります。勤務開始時間前の労働も、勤務終了時間後の労働も、時間外手当はつかないですと言われればそれまで。今妊娠されると
困るから、病棟で順番守ってね、などということも多いです。家族計画まで言われる職場なんて、本当気持ち悪いです。患者には優しい
ご指摘の点につきましては、第三の五で、看護師等が働き続けや
けど、体調が悪くても、困っていても、同業にはとても厳しい対応も多いです。コロナ以前は39℃の発熱があっても仕事をさせられてい
すい環境を整備する観点から、病院等において、職場におけるハラ
た同僚が何人もいました。子育てと家庭を両立して働こうと思っても、勤務時間が合わない、残業も多いのに給料は少ない、子どもが体
スメント対策を適切に実施していくことが必要である旨を明記して
調不良でも休んでもらうと困るので、近くに預け先はありますか?ときかれれば、看護職ではもう働けません。近くの飲食店の方が待遇
います。
がいいのですが、生活のためにはリスクのある看護職よりも飲食店でいいのではと思ってしまいます。やりがいと志を持って看護職を目
指したはずなのに、精神的にも待遇的にも認められていないなと感じます。ちゃんと待遇改善されている病院もありますが、わずかで
す。いくら看護職を増やしても、どんどん辞めていくような職場環境ではいつまでもかわりません。

155

第三の五

陰険、陰湿な職場が多い。上司の看護師も古くからいるお局的な人には何も言えずに改善できない。新人看護師が来ても、いじめ、モ ご指摘の点につきましては、第三の五で、看護師等が働き続けや
ラルハラスメント、医師からのセクシャルハラスメントなど日常茶飯事。こんな環境の為、看護師資格を取れても成り手にはならない。 すい環境を整備する観点から、病院等において、職場におけるハラ
1年未満で退職してしまい見つからす、来てもいじめなどハラスメントで退職してしまう。このような負のスパイラルがどこでも起きて スメント対策を適切に実施していくことが必要であることを掲げて
いる。
います。

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