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資料1 児童発達支援・放課後等デイサービスに係る報酬・基準について (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35857.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第39回 10/18)《厚生労働省》
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(家族支援の充実①)

【論点9】家族への相談援助等の充実
現状・課題
○ 障害児への支援にあたっては、こども本人のみならず、保護者やきょうだいを含めた、家族全体を支援し
ていく視点が重要であり、家族支援を推進していくことが重要。
○ 「障害児通所支援に関する検討会」報告書(令和5年3月)において、家族支援に関して、以下のとおり報
告されている。


保護者がこどもの障害を含め、その子のありのままを肯定していくプロセスは平坦ではなく、成長・発達の過程で様々な
葛藤に直面する。様々な出来事や情報で揺れ動く保護者を、ライフステージを通じて、しっかりとサポートすることも重要
である。
・ こどもと家族の支援にあたっては、こども自身や保護者自身が内在的に持つ力を発揮できるよう、エンパワメントの視点
を持ち支援をすることが重要であり、こどもと家族のウェルビーイングの向上につながるよう、取り組んでいくことが必要
である。
・ 乳幼児期は親が障害のある子を育てる初期の不安な時期であり、孤立感を感じやすい時期でもあるため、こどもと家族を
早期に漏れなくトータルに支援していくことが重要である。このため、家族関係や家庭と地域のコミュニティや社会資源と
のつながりを含めた家庭状況等の家族の環境も含めた、総合的なアセスメントの実施を推進する必要がある。親をエンパワ
メントする観点から心理カウンセリングやペアレントトレーニングなど心理面への支援についても進める必要がある。また、
家族支援という観点から、障害児のきょうだいへの支援という視点も重要である。
・ 思春期になると、こども本人が意見を表明し、親子の葛藤が顕著になることも多い。年代に応じた親子の関係性を踏まえ
た家族支援が重要である。

〇 児童発達支援・放課後等デイサービスにおいては、家族支援について、居宅を訪問しての相談援助に対し
家庭連携加算(280単位(1時間未満187単位)/回/月4回まで)による評価を行うとともに、事業所内で個別又は
グループで相談援助を行った場合に、事業所内相談支援加算(個別100単位・グループ80単位/回/それぞれ月1回ま
で)による評価を行っている。

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