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【資料3-3】新型コロナワクチン 心筋炎関連事象の安全性評価について(健康局及び医薬・生活衛生局 の説明資料) (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24538.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第7回 3/18)《厚生労働省》
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新型コロナワクチンに伴う心筋炎
・ コロナワクチン接種後数日後に心筋炎を発症し、特に若い男性
に多い報告が本邦を含めされている。
・ 機序は不明だが、ワクチン接種による発熱等の全身の炎症や免
疫反応の賦活化により、心筋の炎症が惹起されることも考えられる
が今後の解明が必要である。
・ 若年男性にワクチン接種後の心筋炎発症が多いことに関しては
、女性では抗炎症作用を有するエストラジオールが血中レベルで高
く心筋炎発症が抑制されていることも考えられる。 一般的に心筋
梗塞や心不全、心筋炎等の心血管病の発症が若年女性で少ない
ことと同じ機序と推察される。 高齢者より若い世代で多いのはワク
チン接種による発熱等の副反応の差と同じ理由と考えらえる。
・ ワクチン接種後の心筋炎発症の機序は未だ不明であり、因果関
係も含めて今後の検証が重要である。