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(2)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(本編)(報告書) (案) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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情報を収集し、自施設との比較検討をしている。
サービス担当者会議開催時、来所された家族に、出来上がった計画書を説明し同意を頂きサイ
ンをもらっている。今まではケアプランだけを説明し同意を頂いていたが、排せつや褥瘡、自
立支援等の計画書を説明する事により、より具体的にケアの内容を伝えることが出来ている。
利用者、家族に目標と点数で表現することが増えた。
利用者本人・家族へのフィードバックは行っていない。
⑤ 多職種連携の取り組み状況
施設長、事務長、介護支援専門員、生活相談員、看護師、介護士、栄養士、機能訓練指導員が
月に 1 回機能訓練会議を開き、個々のデータを参考にそれぞれの立場から問題点や改善点など
を出し合い、計画の見直しを行っている。各立場からの意見が聞かれるし、改善点が出ても協
力ができる。
統計を参考とし次回プランの参考としている。
医師、事務職員、介護職員、看護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、
支援相談員、介護支援専門員、本人、家族でサービス担当者会議を開催している。この会議と
担当制を幹として多職種協働で取り組んでいる。
特に行っている事項はない。
⑥ 委員会等の組織体の設置状況
委員会は特別に設置はしていないが、月 1 回実施している多職種連携での会議が同等にあた
る。病的変化や栄養状態また精神面からの変化、筋力低下の有無などが主な議論内容であり、
利用者それぞれに合った計画作成につなげている。
サービス担当者会議を構成する「医師、事務職員、介護職員、看護職員、理学療法士、作業療
法士、言語聴覚士、管理栄養士、支援相談員、介護支援専門員、本人、家族」で議論してい
る。当事者を入れることにより、本人や家族の意向を計画に取り入れることが出来る。
委員会として設置はしていないが、職員ミーティング内でフィードバック票を閲覧し、他施設
の利用者の状況や取組み内容を確認している。その中で、取組み可能なものは取組むようにし
ている。
⑦ LIFE を活用したサービス・ケアを見直し
自立支援はないが、重度化防止は常に思っており、そのために少しでも長く動けるように計画
を立てている。機能低下していくほど個別なリハビリとなっている。
以前より、ポータブルトイレからトイレへ、機械浴から一般浴へ、車椅子から椅子への取り組
みは実施していた。また DESIGN-R ®を用いた褥瘡予防や、機能訓練も LIFE 導入前から実施して
いた。新たに取り組んだというよりも、今まで取り組んできた内容が評価されるようになっ
た。
点数で目標設定した場合の全国の同じ介護度で、同じ世代の方の点数を把握し、全国平均値が
こうだからと、直ぐに一足飛びにならないように、妥当な目標値を見直していく。
LIFE 及び褥瘡・排泄に関し、ケアプランにも似た取り組み内容がある為、その利用者に対し、
自立した生活ができるよう、支援計画を毎月ケア担当と計画作成担当者が話し合いを行い、プ
ラン変更につなげている。

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