よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(2)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(本編)(報告書) (案) (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

特になし
介護ソフトの会社と書式の相違・通達内容など、しっかり連携をとってほしい。変更やバージ
ョンアップが多いので、見落としがないか確認や対応が大変。
技術的に難しいかもしれないが、今回大量の高齢者のデータが集まったかと思われる。例えば
それをデータベース化し、被保険者番号と生年月日で該当の方のデータにアクセスできる、な
ど出来れば他事業所から移る際に引き継ぎの簡略化など出来るのでは。病院などの医療関係で
も共通で使えればその方の情報の連続性が出来、現状の ADL や認知状態を引き継ぐだけより、
その方の全体像が掴めるのかなと思います。
ちょうど職員 1 人に対し、利用者 4 名まで対応を拡げるという緩和策が発表され、ロボットな
どの活用でその部分を埋めるとのこと。批判が多く寄せられている印象だが、フィードバック
票を見ていて、老健などの介護度が高く、ADL が落ちている方が多い施設ではそういう施策が
活かせるかもしれない。ただ、小規模やデイなど通いの方が中心の施設では、介護度が低く、
ADL もある程度自立している方が多くなり、そういった施設での問題は利用者の転倒や徘徊、
離設などになってくるため、職員の目が必要になり、そこを機械でフォローできるビジョンは
見えない。一昔前は確かに寝たきりの方中心の介護だったかと思い、職員の体の負担を軽減す
るために機械の導入というのは理解できる。今では動ける認知症の方が多くなり、介護の現場
の状況も大きく変わってきている。LIFE を使用し、定期的にデータが集まってくることは現場
の状況をイメージするにも役立つのではないか。例えば、LIFE の入力項目にその方の注意点を
記載するところなどあれば、転倒や徘徊などが多くなってくるであろうし、転倒・徘徊などが
問題となっている中だった場合、1:3 から 1:4 に変更などの案はもっと検討されることにな
ったのではないでしょうか?ただ、否定ばかりしてもこの先行き不安になっている現状は変わ
らないので、先ほども上げましたように機械導入で仕事の軽減が出来る事業所もあるかと思
う。そういったところに機械導入と人員緩和、またまだ体を痛めていない若い介護士を送り、
体力的にはきついが給料は高めにする。体力仕事が厳しい介護士は、給料は低くなるが見守り
などが中心の事業所についてもらうなど、介護の中での選択肢を明確にすることは考えられな
いか。一律で全ての介護士の給料を上げることは今の日本では難しいと思う。フィードバック
票を見て、事業形態による介護度もある程度差異があることが分かるので、なんでも一律で変
更するのではなく、必要なところに必要な人材と資金を注入する、そのための情報源として役
立てられるのではないかなと思う。
入力作業の簡略化、また自施設の傾向などがわかりやすいフィードバック。
利用者個人のデータの推移が見られるとより、取り組みやすく、利用者、職員のモチベーショ
ンアップにつながるのでないか。

53