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(2)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(本編)(報告書) (案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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前回入力時と比較し、ADL など改善傾向の項目は青字、低下傾向の項目は赤字など見た目でわ
かりやすくなると、プラン見直しなどに役立つと感じる。
CSV ファイルからの取込に不備がある為、介護ソフトベンダーには仕様書だけではなく、LIFE
も配布して、LIFE の内容を把握・理解してシステムを構築できるようにしてほしい。
CSV ファイルより退所時薬剤情報登録の際、入所時・変更時の薬剤登録の追加として登録される
為、一見同剤重複投与しているように登録される。問い合わせると、
「投薬中の薬剤が登録され
ていればよい」という返事を頂いたが、データの収集理由がわからなくなった。
システムの初期設定が大変複雑で設定方法が理解できない方もいるのではないかと感じた。
もっと、容易に扱えるシステムにしてほしい。
LIFE と連動する介護ソフトを導入予定。

⑨ LIFE およびフィードバック票を活用した取り組みの課題
暫定版ではないフィードバック票を、具体的にこちらが取り組みやすいようにグラフなど使用
して早急に示して欲しい。
当事業所で、現在のフィードバック票の有効活用方法を見いだすことができていない
入力事項が簡潔な為、フィードバックも簡単になり活用法がわからない
フィードバックの指標は、現段階では職員への啓発につながらない。特に、地域で大きく隔た
るものがあり、実感できない。
施設の特徴として、機能維持を目標としている方が多いため、目に見える効果が得にくい。同
じような施設数がまだ少なく比較が難しい。フィードバックも集計結果のみであるため、リハ
ビリ内容への活用が難しい。
フィードバック後の取り組みが出来ていないので活用していきたい。
現時点で活用できていない為、活用できるようにしたい。
フィードバック活用方法が現在の暫定分では、どのように参考にするのか不明な点が多いの
で、もう少し、説明がほしいです。
現状のフィードバック票は登録数の集計結果しかなく、そこから何かを読み取るのは難しいと
思います。当初、現場がイメージしたのは LIFE の登録内容とケアプランを AI などが分析し、
プランと実際の ADL の状態にズレがあるので、もっと活動を多くした方が良いなどの具体的な
フィードバックがあるのかと思っていました。そこまでは難しいのかと思いますが、今の状態
で PDCA のサイクルに現状のフィードバックを落とし込むイメージがつきません。また、多職
種との連携という部分でも小規模多機能という業務形態では介護支援専門員も自事業所にいる
ため、あまり活かせていません。
現在、利用者 1 人当たり 40 単位の請求をさせていただいています。登録者数が多い為、塵も積
もれば、ではないですが、うまく活かせてなくても LIFE に取られる労力分は売上に繋がってい
るかなと思いますが、例えばグループホームなどの登録 9 名くらいだと、時間がとられる割に
売上にならない、フィードバックの活用も出来ないとなり、2 年目からは加算を取らない選択を
する事業所も出てくるのではないでしょうか。今回のアンケートで現実的に活用できている事
業所例が出てくれば、それを参考に LIFE を活用しようとなるかもしれません。
自施設のデータが提供されていない現段階では LIFE およびフィードバックを活用した取り組
みを行うことは難しい

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