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(2)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(本編)(報告書) (案) (54 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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利用者の身体他の変化に対し、即座に当日いる職員で話し合いを行い、重度化防止に向けた取
り組みを行っている。
褥瘡があった利用者に対し、日々ケアを行う中での変化を記録として残し、LIFE へ反映させて
いる。
⑧ LIFE を活用する前後で変化したサービス・ケア
活用前にプラスして、体操内容の変更(片足立ちやスクワット運動などの追加)
、居室での個
別リハビリ運動。移動困難になった方や、人との関わりが苦手な方でも居室でなら運動ができ
る。高齢になるにつれ、筋力低下がついてまわる。
多床室でのポータブルトイレの使用を職員から促さない。あくまで、本人の正当な理由(トイ
レ居室間の動線が長い、転倒に不安がある、間に合わない等)がある場合に限り使用を計画す
る。
「夜間帯における多床室でのポータブルトイレの使用を計画しない」ことを職員に理解さ
せるには根気がいった。例えば、あなたが旅行に行ったとして、旅館で同部屋になった友人
が、共同の部屋内でポータブルトイレを使って用を足したらどう思いますか?と我々の日常の
常識が、施設で生活されている利用者の常識になっていないことを問題提起するなどして、理
解を深めていった。
栄養状態、食事量などを評価するようになった。
排泄支援加算及び褥瘡マネジメント加算を算定してく中で、より意識し取り組めるようになっ
た。
褥瘡の改善に向けた取り組みとして、看護が処置を行っていたが、介護・看護共に共通認識を
持ち、かかりつけ医と共に取り組むようになった。
LIFE による利用者のデータ比較が行える。
加算の算定をしていく中で、より利用者本人を見る必要があり、職員の意識としての変化が出
たことが一番だと思う。
(2) LIFE 課題調査事業所
① アセスメント等の状況
利用者アセスメントは 1 人あたり 20 分、サービス計画の作成は 1 人あたり 30 分程度
一日の記録は利用者一人当たり 5 分程度。頻度は昼食後に 1 回、15 時ころに 1 回。その他、変
わりがあれば適宜実施している。
ケア状況の記録については各部署でカルテや記録ソフトへ登録を行っている。利用者毎に 3 ヶ
月に 1 度カンファレンスを実施し、情報の共有を行いアセスメントしている
入力については、10 分程度。記録の頻度は、毎日、1~2 分程度
科学的介護推進に関する評価作成は、新規時、利用中止時、他半年毎に作成。1 回 1 時間程度
で 1 週間。
個別機能訓練計画書・モニタリング作成、生活機能チェックシート作成合わせて 1 回 1 時間程
度。ほぼ毎日実施。
② LIFE へのデータ入力等の状況
科学的介護推進体制加算(Ⅰ)
、褥瘡対策指導管理加算、栄養マネジメント強化加算、
リハビリ計画書 1・2 について、1 人あたり 15 分から 30 分
科学的介護推進加算は利用者 1 人あたりの平均的な時間が平均 15 分、月 1~4 回実施。

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