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(2)LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業(本編)(報告書) (案) (78 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
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(2) 調査期間
令和 3 年 10 月~令和 4 年 1 月
調査フローについては、訪問介護と同様に実施した。
(3) 試行的な LIFE の活用
訪問看護は原則として介護保険の対象となる利用者のみを対象とするよう依頼した。その他の方法に
ついては、訪問介護と同様の方法で実施した。
また、訪問看護については令和 2 年度老人保健健康増進等事業「要介護高齢者等に対する看護介入に
よる効果検証事業」において、長期ケアの質の指標が示されている。LIFE 上での活用可能性の検討を目
的として、当該項目を既存項目に加えてデータ入力を依頼し、フィードバック票を作成・提供した。なお、
LIFE データから出力するフィードバック票と同様に、本モデル事業では比較のための平均値として、モ
デル事業に参加した事業所の平均値を表示した。
図表 VII-38
No

訪問看護向けの追加調査項目

分類

調査項目

1

利用者の社会的交流

・社会的活動、交流の状況、孤独感や寂しさの表現

2

利用者の希望、尊厳

3

苦痛の最小化

4
5

脱水の予防
排泄

・希望する生き方、希望するケア、活動制限の有無
・疾患悪化予防、感染予防、褥瘡予防
・疾患への対処、褥瘡への対処、痛みへの対処
・脱水の予防
・排泄

6

身体活動の維持

・転倒および外傷の有無、離床時間

7
8
9
10

睡眠
認知
家族への支援
生活の質

・睡眠の障害
・認知機能の低下の兆候
・家族の精神状況、安心感、介護負担
・利用者の生活に対する満足度、看護師から見た生活の質

(4) アンケート調査
訪問看護事業所における LIFE 利活用のユースケースや課題等の把握を目的として、事業所向けのアン
ケート調査を行った。調査は訪問介護と同様の設問項目を用いて実施した。
【アンケート調査の結果】
① 基本情報
図表 VII-39

開設年

2000年~
件数
合計

1999年以前
9

2009年

2010年以降

2

3

4

22%

33%

44%

71