資料1-4 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[16.8MB] (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》 |
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AST 及び ALT が同日に Grade 3 以上、又は T-BIL、ALP 及び GGT が同日に Grade 3
以上を示す。
<アウトカム定義 3>
T-BIL > 3 mg/dL かつ AST > 90 U/L 又は ALT※ > 126 U/L(男性)2,3
※女性の場合:ALT > 69 U/L
解析を行う項目及び方法
調査 1(実態評価)
<処方実態等の確認>
各コホートの曝露群と対照群における継続患者及び切替え患者 ※ をそれぞれ特定
し、継続患者については t0 を含む t0 前 90 日間、切替え患者については t0 を含む t0
前 90 日間及び切替え日を含む切替え日前 90 日間の患者背景(性別、年齢、追跡期
間、1 日処方量、検査結果、医薬品の処方歴及び疾患の既往歴)を集計した。なお、
患者背景を確認する期間中に同じ検査項目が複数回測定されている場合には、t0 又
は切替え日に最も近い時点(t0 又は切替え日を含む)の検査値を集計対象とした。
また、同日に同じ検査項目が複数回測定されている場合には、臨床的に重症度の高
い検査値を集計対象とした。
※
切替え患者の定義:
追跡期間中に先発医薬品から同一有効成分のジェネリック医薬品に切り替えた患者、又はジ
ェネリック医薬品から同一有効成分の先発医薬品に切り替えた患者
<肝機能検査の実施状況の確認>
各肝機能検査項目(AST、ALT、ALP、GGT 又は T-BIL)について、Look Back 期間
及び追跡期間における検査記録を有する患者数とその割合、検査の実施頻度及び臨
床的に最も重症度の高い値を基に分類した Grade 別患者数とその割合を集計した。
なお、同日の検査記録は、その回数によらず 1 回として集計した。
調査 2(リスク評価)
<肝機能検査値異常の発現リスク評価>
各コホートの曝露群及び対照群の患者数、追跡期間、アウトカムの発現数、ア
ウトカム発現までの期間等の要約統計量を算出した。
主解析として、Cox 比例ハザードモデルを用い、アウトカム定義 1~3 に関する
粗ハザード比及び調整ハザード比並びに各 95%信頼区間を推定した。調整ハ
ザード比の推定に際しては、各コホートの曝露群と対照群の組合せごとに推定
した高次元傾向スコアに基づいた Standardized Mortality Ratio Weight 法(以下、
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Guidance for Industry Drug-Induced Liver Injury: Premarketing Clinical Evaluation.
http://www.fda.gov/downloads/Drugs/GuidanceComplianceRegulatoryInformation/Guidances/UCM174090.pdf
3 「MID-NET®を用いた医薬品による肝機能障害のリスク評価法に係る調査」で用いた基準
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