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資料1-4 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[16.8MB] (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》
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た。なお、傾向スコアは、各曝露群及び対照群それぞれの組合せに対して、ロジス
ティック回帰モデルを用いて推定した。
<副次解析>
新規処方日と同月にうつ病の傷病名がない患者も含めた患者集団を対象に、主解析
と同様の解析を実施した。
<感度解析>
主解析の頑健性を確認する目的で、主解析について以下のとおり条件を変更した場
合における調整ハザード比を推定した。
感度解析①:アウトカム定義を「血小板数 100,000/mm3 未満又は血小板減少症
の傷病名あり」に変更した場合
感度解析②:アウトカム定義を「血小板数 75,000/mm3 未満(Common Terminology
Criteria for Adverse Events Version 5.0(以下、「CTCAE」)Grade 2 以上相当)
*2」に変更した場合

*2 重篤度分類基準の場合、グレード 2 以上相当

感度解析③:アウトカム定義を「血小板数 50,000/mm3 未満(CTCAE Grade 3 以
上相当)*3」に変更した場合
*3 重篤度分類基準の場合、グレード 3 相当

感度解析④:Gap period 及び Grace period を 90 日に変更した場合
感度解析⑤:追跡期間終了日の条件に、「追跡開始日の 14 日後」を加えた場合
調査結果
の概略

対象集団
データ期間中に SSRI、SNRI 及びボルチオキセチン臭化水素酸塩の新規処方が
あり、新規処方日と同月にうつ病の傷病名がある患者は 18,530 人であり、その
うち除外基準に該当しない患者(調査対象集団)は 10,407 人であった。
各群に該当した患者数並びに年齢及び性別の分布に関する集計結果は表 2 のと
おりであった。
表 2. 患者数並びに年齢及び性別の分布に関する集計結果
患者数

年齢
中央値(四分位範囲)

性別
男性患者数(%)*

パロキセチン群

2,196

62.0 (43.0 – 75.0)

728 (33.2)

エスシタロプラム群

1,434

46.0 (32.0 - 66.0)

471 (32.8)

セルトラリン群

2,113

51.0 (35.0 - 71.0)

630 (29.8)

フルボキサミン群

1,212

50.0 (31.0 - 71.0)

402 (33.2)

デュロキセチン群

2,934

63.0 (46.0 - 75.0)

1,165 (39.7)

ベンラファキシン群

139

50.0 (38.0 - 65.0)

48 (34.5)

ミルナシプラン群

367

61.0 (44.0 - 74.0)

115 (31.3)

ボルチオキセチン群

12

42.5 (25.0 - 59.0)

< 10 (< 83.4)

SSRI 群

4,759

49.0 (33.0 - 70.0)

1,503 (31.6)

SNRI 群

3,440

62.0 (46.0 - 74.0)

1,328 (38.6)

®

* MID-NET の公表基準に基づき 10 例未満の集計値が特定できないようマスクしている。

9 つの曝露群のうち、ベンラファキシン群及びボルチオキセチン群については、
傾向スコアの逆数で重みづけを行った後においても、パロキセチン群に対する
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