資料1-4 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[16.8MB] (94 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》 |
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MID-NET®を用いた調査結果の概要
(2024 年 3 月時点報告)
2024 年 3 月 21 日
調査・研究の
MID-NET®を用いたチキサゲビマブ(遺伝子組換え)
・シルガビマブ(遺伝子組換え)
名称
による臨床検査値異常のリスク評価(シグナル検出)②
調査対象品目
チキサゲビマブ(遺伝子組換え)
・シルガビマブ(遺伝子組換え)
(以下、
「エバシェ
ルド」
)
調査目的
エバシェルド処方後の臨床検査値異常の発現頻度をペラミビル水和物*1(以下、ペラ
ミビル」)処方後の臨床検査値異常の発現頻度と比較する。
*1 ペラミビルの注意事項等情報において本調査で対象とする臨床検査値異常(アウトカム)に関
連する副作用は 2024 年 2 月 29 日時点で下表のとおり注意喚起されている。
アウトカムの
アウトカムに関連する
アウトカムに関連する
系統
重大な副作用の注意喚起
その他の副作用の注意喚起
肝機能
腎機能
データソース
劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
AST 上昇、ALT 上昇、LDH 上昇、ALP
上昇、ビリルビン上昇、γ-GTP 上昇
蛋白尿、
尿中 β2 ミクログロブリン上昇、
急性腎障害
NAG 上昇、BUN 上昇
血液
白血球減少、好中球減少、血小板減少
好酸球増加、血小板減少
その他
(アウトカムに関連する記載なし)
(アウトカムに関連する記載なし)
MID-NET®
(データ期間:2016 年 1 月 1 日~2023 年 12 月 31 日)
調査方法の概略
調査対象集団
<全体集団>
データ期間中に曝露医薬品(エバシェルド)又は対照医薬品(ペラミビル)が新規処
方*2 された患者(ただし、初回処方日にエバシェルド及びペラミビルの両方が処方さ
れた患者は除く)を全体集団とした*3。初回処方日に処方された医薬品の種類に応じ
て、曝露群(エバシェルド群)と対照群(ペラミビル群)に分類した。
*2 エバシェルド又はペラミビルの初回処方日前の 90 日間にエバシェルド又はペラミビルの処方
記録がない場合に新規処方とした。
*3 ベースライン検査値に関する条件がないため、ベースライン検査値においてアウトカムに該当
する臨床検査値異常が既に認められている患者も含まれる。
<サブグループ 1>
全体集団のうち、アウトカムに関連するベースライン検査値が基準範囲又は欠測の
患者をサブグループ 1 とした。
1
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