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資料1-4 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[16.8MB] (97 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》
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好中球減少(CTCAE Grade 2 以上、CTCAE Grade 3 以上及び CTCAE Grade
4)について、サブグループ 2 で 1 回目から 3 回目にかけてハザード比の点
推定値は 1 に近づく方向で推移し、2 回目目以降はいずれの回においても
95%信頼区間の下限は 0.90 を下回っていた(図 3-2)
好酸球増加について、サブグループ 2 で 2 回目から 7 回目にかけて、ハザ
ード比の点推定値は 1~2 付近で推移していたが、95%信頼区間の幅は広く
変化が認められなかった(図 3-2)。
リンパ球減少(CTCAE Grade 3 以上)は、サブグループ 2 で 2 回目から 7 回
目にかけて、ハザード比の点推定値は 1 付近で推移していたが、95%信頼区
間の幅は広く変化が認められなかった(図 3-2)。
<ヘモグロビンの評価>
7 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、ヘモグロビン低下
(CTCAE Grade 2 以上)は、性・年齢調整ハザード比の点推定値は 0.90 を
下回っており、ヘモグロビン低下(CTCAE Grade 3 以上)の発現は曝露群で
認められなかった(図 3-1)。
<血小板の評価>
7 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、血小板数減少(CTCAE
Grade 2 以上)及び血小板数減少(CTCAE Grade 3 以上)に関する性・年齢
調整ハザード比の点推定値はそれぞれ 1.84 及び 2.34 であり(図 3-1)
、2 回
目から 7 回目にかけていずれも 95%信頼区間の下限は 1.00 を超えていた
(図 3-2)。
<汎血球減少の評価>
7 回目の全体集団を対象とした解析において、汎血球減少に関する性・年齢
調整ハザード比の点推定値は 5.02 であったが、サブグループ 1 及び 2 を対
象とした解析においてアウトカムの発現は認められなかった(図 3-1)

その他に関する結果
<間質性肺炎バイオマーカの評価>
7 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、いずれのアウトカムに
ついても、性・年齢調整ハザード比(サブグループ 2 において推定値が得ら
れなかったアウトカムについては、全体集団又はサブグループ 1 における
性・年齢調整ハザード比)の点推定値は 1.00 を下回っていた(図 4)

<電解質の評価>
7 回目のサブグループ 2 を対象とした解析において、いずれのアウトカムに
ついても、性・年齢調整ハザード比(サブグループ 2 において推定値が得ら
れなかったアウトカムについては、全体集団又はサブグループ 1 における
性・年齢調整ハザード比)の点推定値は 1.00 未満であった(図 4)。
なお、1 回目から 7 回目までの、全体集団、サブグループ 1 及びサブグループ 2 を対
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