資料1-4 MID-NET・NDB の行政利活用の調査実施状況について[16.8MB] (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38901.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第3回 3/22)《厚生労働省》 |
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期間別の各肝機能検査結果の Grade 別の患者の割合
調査 2(リスク評価)
対象集団
組入れ基準を満たし、除外基準に該当しなかった患者数は 50,379 人であった。各コ
ホートの内訳は表 4 のとおりであった。なお、ロスバスタチンカルシウムの対照群
は、調査 1 と同様に歴史対照を除き、同時対照とした。
表 4. 調査 2 における各コホートの内訳
コホート(一般名)
アトルバスタチンカルシウム水和物
シンバスタチン
ピタバスタチンカルシウム水和物
プラバスタチンナトリウム
フルバスタチンナトリウム
ロスバスタチンカルシウム
曝露群
12,821
261
4,939
3,893
106
2,239
対照群
2,957
363
6,493
2,267
325
13,715
肝機能検査値異常の発現頻度の比較
各コホートの追跡期間の要約統計量、アウトカム発現者数及びアウトカム発現
までの日数の要約統計量は、別添表 5 のとおりであった。主解析における調整
後の集団において、アトルバスタチンカルシウム水和物における追跡期間の中
央値は曝露群が 145 日、対照群が 100 日と対象としたコホートの中で最も差が
大きく、アウトカム発現までの日数の中央値についても、曝露群が 57 日、対照
群が 15 日とピタバスタチンカルシウム水和物の次に差が大きかった。
調整後の集団を対象とした主解析の結果、アウトカム定義 1 に関する対照群に
対する曝露群の調整ハザード比は、アトルバスタチンカルシウム水和物におい
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