資料 こども・高齢化 (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20240416zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(4/16)《財務省》 |
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医療改革総論
我が国の医療保険制度の特徴
自由開業医制
フリーアクセス
国民皆保険
出来高払い
公的保険制度
患者側
医療機関側
○ 公的保険でカバーする範囲が広い
(薬事承認=保険収載)
○ 費用対効果評価の適用が限定的
○ 現役世代の保険料負担増
○ 患者負担が低く、コストを抑制するイ
ンセンティブが生じにくい構造
○ 誰もがどんな医療機関・医療技術にも
アクセス可能
○ 患者側と医療機関側の情報の非対称性
○ 患者数や診療行為数が増加するほど収
入増
○ 都市部の開業医が多いことなど地域間、
診療科間、病院・診療所間の医師の偏在
○ 薬剤の適正使用等を促す仕組みの欠如
○ 過剰な医療提供を招きやすい構造
○ 今後加速する「支え手(現役世代)」減少
○ イノベーション等による医療の高度化・高額化の進展
質の高い医療を提供しつつ国民皆保険の持続性を確保していくための医療制度改革の視点
質の高い医療の効率的な提供
保険給付範囲の在り方の見直し
高齢化・人口減少下での
負担の公平化
○ 公定価格の適正化
○ 費用対効果評価の活用
○ 医療提供体制の改革
○ 診療・経営情報の更なる見える化
○ 自助・共助の適切な組み合わせ
○ 高度・高額な医療技術や医薬品への対応
○ 年齢ではなく能力に応じた負担
○ 支え手減少下での医療費増加に対
する総合的な対応
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