定員の推移と今後の医師の需給見込み

効率的提供

○ 2020年の医学部定員を前提とした厚生労働省の将来推計によれば、2029年頃にマクロでは医師需給が均衡し、その後は医師の
供給過剰となることが見込まれる。それにもかかわらず、足下でも医学部定員は増加している。医学部定員の適正化が必要。
◆医学部定員の推移

◆医師の需給推計（2020年の医学部定員を前提）
9,403人

（人）

(2024年度)

10,000

390,000

8,280人

9,000

（1981～1984年度）

380,000

8,000

7,625人

5,000
4,000

0

340,000

地域枠等

330,000

地域枠等を要件とした臨時定員

3,000

需要ケース２

350,000

医学部定員

医師の供給推計
需要ケース１

360,000

(2003～2007年度)

6,000

1,000

2029年頃に
約36万人で均衡

370,000

7,000

2,000

（人）

需要ケース３

320,000
310,000
300,000

地域枠等：地域医療に従事する
医師を養成することを主たる目的と
した学生を選抜する枠

2020 2022 2024 2026 2028 2030 2032 2034 2036 2038 2040
（年）

3638404244464850525456586062 元 3 5 7 9 11131517192123252729 元 3 5

2020年

2021年

2022年

2023年

2024年

9,330

9,357

9,374

9,384

9,403

（注）供給推計 今後の医学部定員を2020年度の9,330人として推計。
需要推計 労働時間、業務の効率化、受療率等、一定の幅を持って推計。
・ケース１（労働時間を週55時間に制限等≒年間720時間の時間外労働相当）
・ケース２（労働時間を週60時間に制限等≒年間960時間の時間外労働相当）
・ケース３（労働時間を週78.75時間に制限等≒年間1860時間の時間外相当）

（出所）厚生労働省「第２回医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」（2024年2月26日）資料を一部加工
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