よむ、つかう、まなぶ。
参考資料2 デジタルライフライン全国総合整備計画(案) (21 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi5/gijishidai5.html |
出典情報 | デジタル行財政改革会議(第5回 4/22)《内閣官房》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
第 4 部 計画の策定と推進
4.1 章 先行地域の展開及び KGI・KPI の設定
「実証」から「実装」への移行を社会全体で加速化する際に自動運転車等のモビリティ
を典型とする AI の社会実装を特定の地域や用途に偏在させないためには、KGI(重要目標
達成指標)及び KPI(重要業績評価指標)を設定し、定量的な評価が可能な方法で計画を
推進することが重要である。また、アーリーハーベストプロジェクトにおける実装を踏ま
え、先行地域における面的な整備及び地域の拡大を行う際には、経済的便益・社会的便益
が大きい地域を中心に整備を進めていく7。
まず、アーリーハーベストプロジェクトについては、各プロジェクトの全国展開に向け
て拡大・延伸すべき箇所等を KPI として設定するとともに、各ユースケースで生み出され
ると仮定した経済効果を 10 年間の KGI とする。なお、計画を通じて「達成される姿」に
向けて社会に実装していくことが重要であり、数字ありきでなく、課題解決・産業発展に
資する取組を積み上げていく。
さらに、デジタルライフラインの全国整備によりデジタル完結・自動化・全体最適化を
進めて社会課題解決につなげるために必要な要素や、サービス事業性を向上させ持続的な
サービス提供を可能にするための要素については、今後更に議論を深めていくことが重要
である。自動運転を例にしたサービス事業性向上のための考え方8としては、持続的なサー
ビス提供をするために輸送力の向上、移動安定性の向上、移動頻度の向上、移動所要時間
の低減等の KPI 設定をすることが考えられる。具体的な検討として、2024 年度以降も実現
会議・ワーキンググループの中で議論を継続し、最終的にサービス事業性をどの程度向上
させたか、アーリーハーベストプロジェクトの中でも検討を明確化し、適切な KGI・KPI
を含めた具体的なアーキテクチャ設計書を 2025 年度中に具体化することで、それらを踏ま
えた計画の着実・迅速な実行を目指す。
7
大規模災害の発生により社会インフラに甚大な被害が生じた地域においては、社会インフラの早期復旧とあわせて、特
に需要のあるデジタルライフラインの整備を通じた創造的復興の実現可能性についても検討する。
8
ドローン航路、インフラ管理 DX についても、同様に検討することとする。
20
4.1 章 先行地域の展開及び KGI・KPI の設定
「実証」から「実装」への移行を社会全体で加速化する際に自動運転車等のモビリティ
を典型とする AI の社会実装を特定の地域や用途に偏在させないためには、KGI(重要目標
達成指標)及び KPI(重要業績評価指標)を設定し、定量的な評価が可能な方法で計画を
推進することが重要である。また、アーリーハーベストプロジェクトにおける実装を踏ま
え、先行地域における面的な整備及び地域の拡大を行う際には、経済的便益・社会的便益
が大きい地域を中心に整備を進めていく7。
まず、アーリーハーベストプロジェクトについては、各プロジェクトの全国展開に向け
て拡大・延伸すべき箇所等を KPI として設定するとともに、各ユースケースで生み出され
ると仮定した経済効果を 10 年間の KGI とする。なお、計画を通じて「達成される姿」に
向けて社会に実装していくことが重要であり、数字ありきでなく、課題解決・産業発展に
資する取組を積み上げていく。
さらに、デジタルライフラインの全国整備によりデジタル完結・自動化・全体最適化を
進めて社会課題解決につなげるために必要な要素や、サービス事業性を向上させ持続的な
サービス提供を可能にするための要素については、今後更に議論を深めていくことが重要
である。自動運転を例にしたサービス事業性向上のための考え方8としては、持続的なサー
ビス提供をするために輸送力の向上、移動安定性の向上、移動頻度の向上、移動所要時間
の低減等の KPI 設定をすることが考えられる。具体的な検討として、2024 年度以降も実現
会議・ワーキンググループの中で議論を継続し、最終的にサービス事業性をどの程度向上
させたか、アーリーハーベストプロジェクトの中でも検討を明確化し、適切な KGI・KPI
を含めた具体的なアーキテクチャ設計書を 2025 年度中に具体化することで、それらを踏ま
えた計画の着実・迅速な実行を目指す。
7
大規模災害の発生により社会インフラに甚大な被害が生じた地域においては、社会インフラの早期復旧とあわせて、特
に需要のあるデジタルライフラインの整備を通じた創造的復興の実現可能性についても検討する。
8
ドローン航路、インフラ管理 DX についても、同様に検討することとする。
20