よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-1-1○医薬品の新規薬価収載等について (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00254.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第589回 5/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬価算定組織における検討結果のまとめ
算定方式

類似薬効比較方式(Ⅰ)

第一回算定組織


成分名












パリビズマブ(遺伝子組換え)

イ.効能・効果

生後初回又は2回目のRSウイルス(Res
piratory Syncytial
Virus)感染流行期の重篤なRSウイル
ス感染症のリスクを有する新生児、乳児及び
幼児における、RSウイルス感染による下気
道疾患の発症抑制

下記の新生児、乳児および幼児におけるRSウイルス(Respir
atory Syncytial Virus)感染による重篤な下
気道疾患の発症抑制
RSウイルス感染流行初期において
○在胎期間28週以下の早産で、12ヵ月齢以下の新生児および乳児
○在胎期間29週~35週の早産で、6ヵ月齢以下の新生児および乳

○過去6ヵ月以内に気管支肺異形成症(BPD)の治療を受けた24ヵ
月齢以下の新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の血行動態に異常のある先天性心疾患(CHD)の
新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の免疫不全を伴う新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下のダウン症候群の新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の肺低形成を伴う新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の気道狭窄を伴う新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の先天性食道閉鎖症の新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の先天代謝異常症の新生児、乳児および幼児
○24ヵ月齢以下の神経筋疾患の新生児、乳児および幼児

ロ.薬理作用

タンパク質合成阻害作用

左に同じ

ハ.組成及び
化学構造

456個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ1
鎖)2本及び214個のアミノ酸残基からな
るL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質
(分子量:約149,000)

213個のアミノ酸残基の軽鎖2分子と450個のアミノ酸残基の重鎖2
分子から成る糖タンパク質(分子量:約147,700、4本鎖型98%%
以上)

ニ.投与形態
剤形
用法

注射
注射剤(キット製品)
1シーズンに1回

左に同じ
注射剤
月に1回

画 期 性 加 算
(70~120%)

該当しない

有用性加算(Ⅰ)
(35~60%)

該当しない
該当する(A=5%)
〔ハ.治療方法の改善(利便性): ③-c=1p〕
本剤は、類薬であるパリビズマブ(遺伝子組換え)と比較して、投与頻度を低減できる
こと等ことから、有用性加算(Ⅱ)(A=5%)を適用することが適当と判断した。

市場性加算(Ⅰ)
(10~20%)

該当しない



市場性加算(Ⅱ)
(5%)

該当しない



特 定 用 途 加 算
(5~20%)

該当しない



最類似薬

ニルセビマブ(遺伝子組換え)

有用性加算(Ⅱ)
(5~30%)




令和6年4月23日

該当する(A=10%)







(5~20%)

本剤は小児に係る用法・用量が明示されていること等から、加算の要件に該当する。日
本人の試験組み入れ数等を踏まえ、加算率は10%が妥当である。




(10~20%)

該当しない

迅 速 導 入 加 算
(5~10%)

該当しない

新薬創出・適応外薬
解 消 等 促 進 加 算

該当する(主な理由:加算適用)

費用対効果評価への




該当しない

当 初 算 定 案 に 対 す る
新 薬 収 載 希 望 者 の
不 服 意 見 の 要 点



















第二回算定組織

令和

30