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【資料2ー1】医療用医薬品の安定供給に関する最近の取組 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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医政経発 1210 第 2 号
令 和 3 年 12 月 10 日

(別記1) 殿

厚生労働省医政局経済課長

医療用医薬品の供給不足に係る対応について

平素より、医薬品等の安定供給の確保にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、一部の後発医薬品製造販売企業が製造管理及び品質管理体制の不備により医
薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律による処分を受け、
製品の製造や出荷を長期間停止又は縮小したことを発端として、当該成分の品目を中心
として、医薬品製造販売業者各社が自社の製品の供給を継続するための出荷調整が広
範に実施されております。
これらの出荷停止や出荷調整を受け、現時点においても、全体として 3,000 品目以上の
製品の供給に影響が生じている状況であり、医療機関及び薬局において、必要な量の医
薬品を入手することが困難になっているところです。
一方で、後発医薬品の製造販売企業を中心として、在庫放出や増産対応等を通じた安
定供給の確保のための努力が継続的に行われてきているところであり、一部の製品規格
においては、全体として処方量を満足するだけの供給量となっているが偏在が生じている
との指摘もなされています。
今般、このような状況を踏まえ、需給のバランスの実情について把握するため、令和3年
10月1日時点で出荷停止が生じている製品規格について、後発品企業による不祥事が生
じる以前の昨年9月及び医薬品供給が不安定となっている本年9月の供給量について調
査を実施しました。
供給量に関するデータを解析したところ、別添1に掲げる製品規格については、出荷停
止品目(559 品目)と代替品を含めた同一成分・同一規格である成分規格(324 成分規格)
のうち、86%は昨年9月よりも供給量が多く、14%は供給量が減少しており、本年9月に供
給されている供給量が昨年9月と比べて5%以上増加している一方、別添2に掲げる製品

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