職業安定局高齢者雇用対策課
（内線5822）

シルバー会員就業支援事業
令和７年度概算要求額

７億円（－）※（）内は前年度当初予算額

１ 事業の目的
シルバー会員（以下「会員」という。）については、平均年齢が約75歳（令和４年度実績）と高齢化傾向にあるため、体力の衰え
や事故の危険性に不安を抱き、体に負担の大きい作業を控えることにより従事できる業務が少なくなってきている結果、会員の就業
がない状態が続くことや退会に繋がり、会員数及び就業延人員は年々減少している。
このため、就業支援機器の貸与等により会員の不安を取り除き、安心して就業できる環境を整備することとしたい。
これらの支援により、会員は就業することを体力の衰え等の理由により断念することなく、引き続きやりがいを持って就業するこ
とができるため、会員の孤立・孤独への防止にも繋がるとともに、就業実績の多い屋内外清掃、除草、剪定及び農作業等に加え、介
護分野などの人手不足分野などでの活躍も見込まれる。
さらに、安心して就業できる環境整備を進めることで会員数及び就業日数も増加するなど、シルバー事業の更なる活性化が期待で
きる。

２ 事業の概要・スキーム
例え ば 、 剪 定 作業や果物の収穫作業などの場合、常に腕を上げた状態での作業が 求 め ら れ る た め 、 肩 へ の 負 担 が 大 き
く 、 長 時 間 の 作 業は困難であることが 多いが、アシストスーツがあれば、腕を上げ た 状 態 の 保 持 を サ ポ ー ト し て く れ る
た め 肩 へ の 負 担 が軽減されるとともに 、作業効率の上昇も見込まれることにより、 作 業 時 間 の 短 縮 も 可 能 と な る 。
このように、高齢、病気等により体力面に不安を抱える会員に対する腰、腕、脚などの筋肉をサポートする高齢者向
け ア シ ス ト ス ー ツ等の貸与により、安 心して就業できる環境整備支援を、モデル事 業 と し て 実 施 す る 。

３ 実施主体等

就業人員増加
人手不足解消
孤立孤独防止
就業支援機器の貸与

シルバー人材センター

会員

仕事の遂行

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