よむ、つかう、まなぶ。
資料1-2-17診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
5.予後
フォンタン型手術が不能であればチアノーゼが残存することとなる。20 歳以上で心原性の慢性低酸素血
症の予後は非常に悪い。50 歳以上生存することは困難である。
フォンタン型手術を施行し得た場合でも、上述のようにさまざまな合併症のリスクがある。一般にフォンタ
ン型手術後の生命予後は術後 10 年で概ね 80%を超える程度である。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数
約 500 人
2. 発病の機構
不明(先天性で、発病の機構は不明)
3. 効果的な治療方法
未確立(手術も含め対症療法のみである。)
4. 長期の療養
必要(生涯症状は持続する。)
5. 診断基準
あり(学会が作成、承認した診断基準)
6. 重症度分類
New York Heart Association 分類を用いて II 度以上を対象とする。
○ 情報提供元
「内臓錯位症候群研究班」
研究代表者:東京女子医科大学 循環器小児科 中西敏雄
日本小児科学会、日本小児循環器学会
当該疾病担当者:国立成育医療研究センター 院長 賀藤均
長野県立こども病院 循環器科 部長 安河内聰
東京女子医科大学循環器小児科 中西敏雄
日本循環器学会
当該疾病担当者:富山大学医学部小児科学教室 准教授 市田蕗子
- 2-
フォンタン型手術が不能であればチアノーゼが残存することとなる。20 歳以上で心原性の慢性低酸素血
症の予後は非常に悪い。50 歳以上生存することは困難である。
フォンタン型手術を施行し得た場合でも、上述のようにさまざまな合併症のリスクがある。一般にフォンタ
ン型手術後の生命予後は術後 10 年で概ね 80%を超える程度である。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数
約 500 人
2. 発病の機構
不明(先天性で、発病の機構は不明)
3. 効果的な治療方法
未確立(手術も含め対症療法のみである。)
4. 長期の療養
必要(生涯症状は持続する。)
5. 診断基準
あり(学会が作成、承認した診断基準)
6. 重症度分類
New York Heart Association 分類を用いて II 度以上を対象とする。
○ 情報提供元
「内臓錯位症候群研究班」
研究代表者:東京女子医科大学 循環器小児科 中西敏雄
日本小児科学会、日本小児循環器学会
当該疾病担当者:国立成育医療研究センター 院長 賀藤均
長野県立こども病院 循環器科 部長 安河内聰
東京女子医科大学循環器小児科 中西敏雄
日本循環器学会
当該疾病担当者:富山大学医学部小児科学教室 准教授 市田蕗子
- 2-