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資料1-2-17診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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3)エカルディ・グティエール症候群の診断基準
Definite、Probable を対象とする。
A.症状
①神経症状(早発性脳症、発達遅滞、進行性の小頭症、痙攣)
②神経外症状(不明熱、肝脾腫、凍瘡様皮疹)
B.検査所見
①髄液検査異常(ア~ウの1項目以上)
ア)髄液細胞数増多(WBC≧5/mm3、通常はリンパ球優位)
イ)髄液中インターフェロンα 上昇(>6IU/mL)
ウ)髄液中ネオプテリン増加(年齢によりカットオフ値は異なる)
②画像検査所見:頭蓋内石灰化(加齢による生理的変化を除く)
C.遺伝学的検査

TREX1、RNASEH2B、RNASEH2C、RNASEH2A、SAMHD1、ADAR、IFIH1 等の疾患原因遺伝子のいずれかに
疾患関連変異を認める。
<診断のカテゴリー>
Definite:Aの①+B①およびB②+Cのいずれか を満たすもの
Probable:
(1)Aの1項目+B②+Cのいずれか を満たすもの
(2)Aの①+B①および B② を満たすもの
<参考所見>
鑑別診断
他の自己炎症性疾患、全身型若年性特発性関節炎、慢性感染症、リウマチ・膠原病疾患、CMV・風疹・トキ
ソプラズマ・単純ヘルペス・HIV を含む出生前/周産期感染症、既知の先天代謝性疾患・脳内石灰化症・神
経変性疾患を除外する。

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