令和４年度診療報酬改定

Ⅲ－１

患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価や医薬品の安定供給の確保等－⑤

医療技術評価分科会の評価を踏まえた対応
新規技術の保険導入
 変形性膝関節症に対する適切な手術加療を評価する観点から、
脛骨近位骨切り術を新設する。

（新）

脛骨近位骨切り術

手術前
O脚

28,300点

［算定要件］
変形性膝関節症患者又は膝関節骨壊死患者の膝関節に対して、関節外側又は内側への
負荷の移行を目的として、脛骨近位部の骨切りを実施した場合に算定する。

手術後
僅かなX脚

出典：日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会提案書より引用

新規技術の保険導入
 上腕二頭筋長頭腱損傷に対する適切な手術加療を評価する観点から、
上腕二頭筋腱固定術を新設する。

（新）

上腕二頭筋腱固定術
１ 観血的に行うもの
２ 関節鏡下に行うもの

18,080点
23,370点

［算定要件］
上腕二頭筋腱固定術は、上腕二頭筋長頭腱損傷（保存的治療が奏功しないものに限る。）
に対し、インターファレンススクリューを用いて固定を行った場合に算定する。

手術前

手術後
出典：日本肩関節学会提案書より引用

新規技術の保険導入
 腰部脊柱管狭窄症等に対する適切な手術加療を評価する観点から、
顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術を新設する。

（新）

顕微鏡下腰部脊柱管拡大減圧術

24,560点
出典：日本脊髄外科学会提案書より引用

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