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資料1-4   アセトアミノフェンの添付文書 (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34324.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(令和5年度第4回 7/25)《厚生労働省》
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16. 薬物動態

16.5 排泄
代謝物は主に尿中に排泄される。健康成人男性14例にアセトアミ
ノフェン500mgを経口単回投与した結果、投与量の約80%が投与
開始24時間後までに尿中に排泄された2)。
16.6 特定の背景を有する患者
16.6.1 肝機能障害患者
肝硬変患者は健康成人に比べてAUC値は高く、クリアランスは
低く、また半減期は長かった3)(外国人データ)。

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
アセトアミノフェンの作用の正確な部位や機序は完全には解明さ
れていないが、作用機序としては、中枢神経系に作用し、プロス
タグランジン合成、カンナビノイド受容体系又はセロトニン作動
系などに影響を及ぼすと考えられている4)。

19. 有効成分に関する理化学的知見

一般名:‌アセトアミノフェン(Acetaminophen)
化学名:‌N-(4-Hydroxyphenyl)acetamide
分子式:‌C8H9NO2
分子量:‌151.16
構造式:





状:‌白色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール又はエ
タノール(95)に溶けやすく、水にやや溶けにくく、ジ
エチルエーテルに極めて溶けにくい。水酸化ナトリウム
試液に溶ける。
点:‌169~172℃

20. 取扱い上の注意

外箱開封後は遮光して気密容器にて保存すること。

22. 包装
500g

23. 主要文献

1)門間和夫 他:小児科の進歩2(診断と治療社)1983;95-101
〔SYK000835〕
2)大 西 明 弘 他 : 基 礎 と 臨 床 1 9 9 3 ; 2 7 ( 1 1 ): 4 3 1 0 - 4 3 2 1
〔SYK000122〕
3)Zapater, P.et al.:Aliment Pharmacol Ther.2004;20(1):
29-36〔SYK010993〕
4)鈴 木 孝 浩 : ペ イ ン ク リ ニ ッ ク 2 0 1 2 ; 3 3 ( 2 ): 2 1 8 - 2 2 6
〔SYK012768〕

24. 文献請求先及び問い合わせ先

あゆみ製薬株式会社
〒104-0061 東京都中央区銀座四丁目12番15号
TEL:0120-137-413
<受付時間>9:00~17:30(土・日・祝日・当社休日を除く)

26. 製造販売業者等
26.1 製造販売元

-3-

0308D-22IA