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資料1-4 アセトアミノフェンの添付文書 (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34324.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(令和5年度第4回 7/25)《厚生労働省》 |
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り気管支収縮抑制が増強し、配合による相乗効果を示すことが認められたと
分子量:393.48
の報告がある9)(モルモット)。
性状:白色の結晶または結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、
18.4 鎮痛作用
後にわずかに苦く舌を麻痺する。
本剤とカフコデ錠「モハン」を比較したとき、その鎮痛効果に変化は認めら
メタノール、酢酸(100)またはアセトンに溶けやすく、エタノール(95)に
れなかった10)(マウス)。
やや溶けやすく、水に溶けにくい。
カフコデ錠「モハン」とバルセチン、ジヒドロコデインリン酸塩及びブロモ
光によって徐々に変化する。
バレリル尿素の各単味剤との比較により各単味剤では鎮痛作用を示さなかっ
化学構造式:
た用量群で鎮痛作用を示し、配合による相乗効果を示すことが認められたと
の報告がある11)(マウス、ラット)。
18.5 解熱作用
アセトアミノフェンの解熱作用は視床下部の体温調節中枢に作用して皮膚血
管を拡張させることによる5)。
融点:107~109℃
19. 有効成分に関する理化学的知見
19.5 アセトアミノフェン
19.1 ジプロフィリン
一般的名称:アセトアミノフェン(Acetaminophen)
一般的名称:ジプロフィリン(Diprophylline)
化学名:N -(4-Hydroxyphenyl)acetamide
化学名:7-(2,3-Dihydroxypropyl)
theophylline
分子式:C8H9NO2
分子式:C10H14N4O4
分子量:151.16
分子量:254.25
性状:白色の結晶または結晶性の粉末である。
性状:白色の粉末または粒で、においはなく、味は苦い。
メタノールまたはエタノール(95)に溶けやすく、水にやや溶けにくく、ジ
水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほと
エチルエーテルに極めて溶けにくい。
んど溶けない。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
化学構造式:
H3C
O
O
CH2CHCH2OH
N
N
N
化学構造式:
OH
O
OH
N
融点:169~172℃
CH3
19.6 ブロモバレリル尿素
融点:160~164℃
一般的名称:ブロモバレリル尿素(Bromovalerylurea)
19.2 ジヒドロコデインリン酸塩
化学名:(2RS )-(2-Bromo-3-methylbutanoyl)
urea
一般的名称:ジヒドロコデインリン酸塩(Dihydrocodeine Phosphate)
分子式:C6H11BrN2O2
化学名:(5R ,6S )-4,5-Epoxy-3-methoxy-17-methylmorphinan-6-ol
分子量:223.07
monophosphate
性状:無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末で、
においはなく、
味は僅かに苦い。
分子式:C18H23NO3・H3PO4
エタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、
分子量:399.38
水に極めて溶けにくい。
性状:白色~帯黄白色の結晶性の粉末である。
硫酸、硝酸又は塩酸に溶けるが、これに水を加えるとき、沈殿を生じる。
水又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエー
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
テルにほとんど溶けない。
化学構造式:
1.0gを水10mLに溶かした液のpHは3.0~5.0である。
光によって変化する。
化学構造式:
融点:151~155℃
22. 包装
100錠[10錠(PTP)×10]
1,000錠[10錠(PTP)×100]
1,000錠[バラ]
19.3 dl -メチルエフェドリン塩酸塩
23. 主要文献
一般的名称:dl -メチルエフェドリン塩酸塩(dl -Methylephedrine
1) 社内資料:カフコデN配合錠の薬物動態試験
Hydrochloride)
2) 柏木征三郎ほか:臨牀と研究. 1993;70(1):240-260
化学名:
(1RS ,2SR )
-2-Dimethylamino-1-phenylpropan-1-ol monohydrochloride
分子式:C11H17NO・HCl
分子量:215.72
性状:無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶
3) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-2297-2300
4) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-5661-5665
5) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-146-150
6) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-5140-5143
7) 社内資料:カフコデN配合錠の鎮咳効果の比較試験
けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
化学構造式:
8) 勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):149-155
9) 勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):157-166
10)社内資料:カフコデN配合錠の鎮痛効果の比較試験
11)勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):167-185
24. 文献請求先及び問い合わせ先
ヴィアトリス製薬株式会社
〒105-0001
フリーダイヤル
融点:207~211℃
19.4 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩
一般的名称:ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(Diphenhydramine Salicylate)
化学名:2-Benzhydryloxy-N , N -dimethylethylamine monosalicylate
分子式:C17H21NO・C7H6O3
4
メディカルインフォメーション部
東京都港区虎ノ門5丁目11番2号
0120-419-043
分子量:393.48
の報告がある9)(モルモット)。
性状:白色の結晶または結晶性の粉末で、においはなく、味は初めはないが、
18.4 鎮痛作用
後にわずかに苦く舌を麻痺する。
本剤とカフコデ錠「モハン」を比較したとき、その鎮痛効果に変化は認めら
メタノール、酢酸(100)またはアセトンに溶けやすく、エタノール(95)に
れなかった10)(マウス)。
やや溶けやすく、水に溶けにくい。
カフコデ錠「モハン」とバルセチン、ジヒドロコデインリン酸塩及びブロモ
光によって徐々に変化する。
バレリル尿素の各単味剤との比較により各単味剤では鎮痛作用を示さなかっ
化学構造式:
た用量群で鎮痛作用を示し、配合による相乗効果を示すことが認められたと
の報告がある11)(マウス、ラット)。
18.5 解熱作用
アセトアミノフェンの解熱作用は視床下部の体温調節中枢に作用して皮膚血
管を拡張させることによる5)。
融点:107~109℃
19. 有効成分に関する理化学的知見
19.5 アセトアミノフェン
19.1 ジプロフィリン
一般的名称:アセトアミノフェン(Acetaminophen)
一般的名称:ジプロフィリン(Diprophylline)
化学名:N -(4-Hydroxyphenyl)acetamide
化学名:7-(2,3-Dihydroxypropyl)
theophylline
分子式:C8H9NO2
分子式:C10H14N4O4
分子量:151.16
分子量:254.25
性状:白色の結晶または結晶性の粉末である。
性状:白色の粉末または粒で、においはなく、味は苦い。
メタノールまたはエタノール(95)に溶けやすく、水にやや溶けにくく、ジ
水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほと
エチルエーテルに極めて溶けにくい。
んど溶けない。
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
化学構造式:
H3C
O
O
CH2CHCH2OH
N
N
N
化学構造式:
OH
O
OH
N
融点:169~172℃
CH3
19.6 ブロモバレリル尿素
融点:160~164℃
一般的名称:ブロモバレリル尿素(Bromovalerylurea)
19.2 ジヒドロコデインリン酸塩
化学名:(2RS )-(2-Bromo-3-methylbutanoyl)
urea
一般的名称:ジヒドロコデインリン酸塩(Dihydrocodeine Phosphate)
分子式:C6H11BrN2O2
化学名:(5R ,6S )-4,5-Epoxy-3-methoxy-17-methylmorphinan-6-ol
分子量:223.07
monophosphate
性状:無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末で、
においはなく、
味は僅かに苦い。
分子式:C18H23NO3・H3PO4
エタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、
分子量:399.38
水に極めて溶けにくい。
性状:白色~帯黄白色の結晶性の粉末である。
硫酸、硝酸又は塩酸に溶けるが、これに水を加えるとき、沈殿を生じる。
水又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエー
水酸化ナトリウム試液に溶ける。
テルにほとんど溶けない。
化学構造式:
1.0gを水10mLに溶かした液のpHは3.0~5.0である。
光によって変化する。
化学構造式:
融点:151~155℃
22. 包装
100錠[10錠(PTP)×10]
1,000錠[10錠(PTP)×100]
1,000錠[バラ]
19.3 dl -メチルエフェドリン塩酸塩
23. 主要文献
一般的名称:dl -メチルエフェドリン塩酸塩(dl -Methylephedrine
1) 社内資料:カフコデN配合錠の薬物動態試験
Hydrochloride)
2) 柏木征三郎ほか:臨牀と研究. 1993;70(1):240-260
化学名:
(1RS ,2SR )
-2-Dimethylamino-1-phenylpropan-1-ol monohydrochloride
分子式:C11H17NO・HCl
分子量:215.72
性状:無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶
3) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-2297-2300
4) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-5661-5665
5) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-146-150
6) 第十八改正
日本薬局方解説書. 廣川書店. 2021:C-5140-5143
7) 社内資料:カフコデN配合錠の鎮咳効果の比較試験
けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
化学構造式:
8) 勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):149-155
9) 勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):157-166
10)社内資料:カフコデN配合錠の鎮痛効果の比較試験
11)勝山
巖:基礎と臨床. 1993;27(1):167-185
24. 文献請求先及び問い合わせ先
ヴィアトリス製薬株式会社
〒105-0001
フリーダイヤル
融点:207~211℃
19.4 ジフェンヒドラミンサリチル酸塩
一般的名称:ジフェンヒドラミンサリチル酸塩(Diphenhydramine Salicylate)
化学名:2-Benzhydryloxy-N , N -dimethylethylamine monosalicylate
分子式:C17H21NO・C7H6O3
4
メディカルインフォメーション部
東京都港区虎ノ門5丁目11番2号
0120-419-043