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資料1-4 アセトアミノフェンの添付文書 (41 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34324.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会(令和5年度第4回 7/25)《厚生労働省》 |
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18.2 鎮痛作用
18.2.1 マウスのアセチルコリン誘発ライジングにおいて、トラマド
ール塩酸塩とアセトアミノフェンの併用経口投与は、アイソボロ
グラムによる解析の結果、相乗的にライジング反応を抑制するこ
とが示唆された19)。ただし、ヒトにおいては本剤の相乗的な鎮痛
作用は確認されていない。
18.2.2 アジュバント関節炎ラットにおいて、トラマドール塩酸塩
(10mg/kg)とアセトアミノフェン(86.7mg/kg)の併用経口投与で
は、同用量の各薬物単独投与に比べて、温熱性及び機械刺激性痛
覚過敏、並びに機械刺激性アロディニアを強く抑制した20)。
20)社内資料:アジュバント関節炎ラットにおけるトラマドール
塩酸塩及びアセトアミノフェン併用投与による鎮痛作用
(2011
年4月22日承認、CTD2.6.2.2.3.2)
24. 文献請求先及び問い合わせ先
持田製薬株式会社 くすり相談窓口
〒160-8515 東京都新宿区四谷1丁目7番地
電話 03-5229-3906 0120-189-522
FAX 03-5229-3955
26. 製造販売業者等
26.1 製造販売元
ヤンセンファーマ株式会社
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-5-2
26.2 販売
持田製薬株式会社
〒160-8515 東京都新宿区四谷1丁目7番地
19. 有効成分に関する理化学的知見
19.1 トラマドール塩酸塩
一般的名称:トラマドール塩酸塩(Tramadol Hydrochloride)
化学名:
(1RS ,2RS )-2-[(Dimethylamino)methyl]-1(3-methoxyphenyl)cyclohexanol monohydrochloride
分子式:C16H25NO2・HCl
分子量:299.84
性 状:白色の結晶性の粉末である。
化学構造式:
融 点:180~184℃
溶解性:水に極めて溶けやすく、メタノール、エタノール(95)又は
酢酸(100)に溶けやすい。
19.2 アセトアミノフェン
一般的名称:アセトアミノフェン(Acetaminophen)
化学名:N -(4-Hydroxyphenyl)acetamide
分子式:C8H9NO2
分子量:151.16
性 状:白色の結晶又は結晶性の粉末である。
化学構造式:
融 点:169~172℃
溶解性:メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、水にやや溶
けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。水酸化
ナトリウム試液に溶ける。
22. 包装
100錠[10錠(PTP)×10]
500錠[10錠(PTP)×50]
500錠[ボトル、バラ]
23. 主要文献
1)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅰ臨床試験(2011年4
月22日承認、CTD2.7.6.3)
2)社内資料:トラムセット配合錠の海外第Ⅰ相臨床試験(2011年
4月22日承認、CTD2.7.6.2)
3)社内資料:トラマドールの蛋白結合率の検討(2011年4月22日
承認、CTD2.7.2.2.1)
4)Gazzard BG, et al.:J Pharm Pharmacol. 1973;25:964-967
5)社内資料:トラマドールの代謝の検討(2011年4月22日承認、
CTD2.7.2.2.1)
6)社内資料:トラマドールの代謝酵素の検討(2011年4月22日承
認、CTD2.7.2.2.1)
7)Thummel KE, et al.:Biochem Pharmacol. 1993;45:
1563-1569
8)Raucy JL, et al.:Arch Biochem Biophys. 1989;271:270-283
9)Goodman & Gilman's the pharmacological basis of
therapeutics. 11th ed., The McGraw-Hill Companies,
2006;693-695
10)Zapater P, et al.:Ailment Pharmacol Ther. 2004;20:29-36
11)Prescott LF, et al.:Eur J Clin Pharmacol. 1989;36:
291-297
12)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅲ相試験(2011年4月
22日承認、CTD2.7.6.6)
13)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅲ相試験(2011年4月
22日承認、CTD2.7.6.17)
14)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅱ/Ⅲ相試験(2011年4
月22日承認、CTD2.7.6.19)
15)Raffa RB, et al.:J Pharmacol Exp Ther. 1992;260:275-285
16)Raffa RB:Am J Med. 1996;101(suppl 1A):40S-46S
17)Björkman R, et al.:Pain. 1994;57:259-264
18)Pelissier T, et al.:J Pharmacol Exp Ther. 1996;278:8-14
19)Tallarida RJ, et al.:Life Sciences. 1996;58:PL-23-PL-28
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18.2.1 マウスのアセチルコリン誘発ライジングにおいて、トラマド
ール塩酸塩とアセトアミノフェンの併用経口投与は、アイソボロ
グラムによる解析の結果、相乗的にライジング反応を抑制するこ
とが示唆された19)。ただし、ヒトにおいては本剤の相乗的な鎮痛
作用は確認されていない。
18.2.2 アジュバント関節炎ラットにおいて、トラマドール塩酸塩
(10mg/kg)とアセトアミノフェン(86.7mg/kg)の併用経口投与で
は、同用量の各薬物単独投与に比べて、温熱性及び機械刺激性痛
覚過敏、並びに機械刺激性アロディニアを強く抑制した20)。
20)社内資料:アジュバント関節炎ラットにおけるトラマドール
塩酸塩及びアセトアミノフェン併用投与による鎮痛作用
(2011
年4月22日承認、CTD2.6.2.2.3.2)
24. 文献請求先及び問い合わせ先
持田製薬株式会社 くすり相談窓口
〒160-8515 東京都新宿区四谷1丁目7番地
電話 03-5229-3906 0120-189-522
FAX 03-5229-3955
26. 製造販売業者等
26.1 製造販売元
ヤンセンファーマ株式会社
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-5-2
26.2 販売
持田製薬株式会社
〒160-8515 東京都新宿区四谷1丁目7番地
19. 有効成分に関する理化学的知見
19.1 トラマドール塩酸塩
一般的名称:トラマドール塩酸塩(Tramadol Hydrochloride)
化学名:
(1RS ,2RS )-2-[(Dimethylamino)methyl]-1(3-methoxyphenyl)cyclohexanol monohydrochloride
分子式:C16H25NO2・HCl
分子量:299.84
性 状:白色の結晶性の粉末である。
化学構造式:
融 点:180~184℃
溶解性:水に極めて溶けやすく、メタノール、エタノール(95)又は
酢酸(100)に溶けやすい。
19.2 アセトアミノフェン
一般的名称:アセトアミノフェン(Acetaminophen)
化学名:N -(4-Hydroxyphenyl)acetamide
分子式:C8H9NO2
分子量:151.16
性 状:白色の結晶又は結晶性の粉末である。
化学構造式:
融 点:169~172℃
溶解性:メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、水にやや溶
けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。水酸化
ナトリウム試液に溶ける。
22. 包装
100錠[10錠(PTP)×10]
500錠[10錠(PTP)×50]
500錠[ボトル、バラ]
23. 主要文献
1)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅰ臨床試験(2011年4
月22日承認、CTD2.7.6.3)
2)社内資料:トラムセット配合錠の海外第Ⅰ相臨床試験(2011年
4月22日承認、CTD2.7.6.2)
3)社内資料:トラマドールの蛋白結合率の検討(2011年4月22日
承認、CTD2.7.2.2.1)
4)Gazzard BG, et al.:J Pharm Pharmacol. 1973;25:964-967
5)社内資料:トラマドールの代謝の検討(2011年4月22日承認、
CTD2.7.2.2.1)
6)社内資料:トラマドールの代謝酵素の検討(2011年4月22日承
認、CTD2.7.2.2.1)
7)Thummel KE, et al.:Biochem Pharmacol. 1993;45:
1563-1569
8)Raucy JL, et al.:Arch Biochem Biophys. 1989;271:270-283
9)Goodman & Gilman's the pharmacological basis of
therapeutics. 11th ed., The McGraw-Hill Companies,
2006;693-695
10)Zapater P, et al.:Ailment Pharmacol Ther. 2004;20:29-36
11)Prescott LF, et al.:Eur J Clin Pharmacol. 1989;36:
291-297
12)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅲ相試験(2011年4月
22日承認、CTD2.7.6.6)
13)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅲ相試験(2011年4月
22日承認、CTD2.7.6.17)
14)社内資料:トラムセット配合錠の国内第Ⅱ/Ⅲ相試験(2011年4
月22日承認、CTD2.7.6.19)
15)Raffa RB, et al.:J Pharmacol Exp Ther. 1992;260:275-285
16)Raffa RB:Am J Med. 1996;101(suppl 1A):40S-46S
17)Björkman R, et al.:Pain. 1994;57:259-264
18)Pelissier T, et al.:J Pharmacol Exp Ther. 1996;278:8-14
19)Tallarida RJ, et al.:Life Sciences. 1996;58:PL-23-PL-28
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