調剤について(その1) 総-3 (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》 |
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○ 継続的服薬指導を行った事例を分析したところ、副作用の確認により処方変更された事例な
ど、特に安全性の観点での対応がなされており、薬剤師が介入することによる効果が認めら
れている。
■フォローアップを行った事例(355例の分析)
(フォローアップ内容)
(薬剤師が行った対応)
250
250
236
230
■副作用の観点で分類した効果等(355例の分析)
フォローアップを行い、副作用を確認した結果、
処方変更された事例(38.3%)
副作用
処方変更
211
200
200
178
あり
148
151
150
128
150
147
あり
117
なし
100
100
58
50
50
37
26
11
4
7
0
①
新
規
処
方
・
処
方
変
更
③
ハ
イ
リ
ス
ク
薬
処
方
④
手
技
不
良
⑤
副
作
用
等
発
現
⑦
服
薬
に
関
す
る
不
安
・
不
具
合
⑧ ⑨
退 新
院 薬
時
処
方
①
処
方
提
案
等
②
処
方
変
更
提
案
③
受
診
勧
奨
④
ト
レ
ー
シ
ン
グ
レ
ポ
ー
ト
(
)
提
出
⑤
医
療
機
関
に
情
報
提
供
(
TR
⑥
ポ
リ
フ
ァ
ー
マ
シ
ー
・
相
互
作
用
0
TR
②
服
薬
ア
ド
ヒ
ア
ラ
ン
ス
不
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あり
未
提
出
)
⑥
医
療
提
供
施
設
や
他
職
種
と
更
な
る
連
携
なし
なし
カテゴリー
件数
①重大な副作用の回避または重篤化の回避
42
②がん化学療法への介入
26
③ハイリスク薬への介入
27
④その他の薬物療法への介入
41
⑤がん化学療法への介入
11
⑥ハイリスク薬への介入
7
⑦その他の薬物療法への介入
19
⑧一包化のみ変更
19
⑨薬剤師の介入の記述確認できず
4
⑩副作用の発現がなく、処方変更があったもの
・薬剤効果不十分で処方提案したもの
・受診勧奨して入院につなげたもの
・疾患、症状に対しての処方がなく処方提案(追加)したもの
・これ以上使用すると副作用の発現の危険性があり処方提案
(減量・中止・変更)したもの
・薬剤師のアクションにより別疾患の発見にむすびついたもの
66
⑪副作用の発現がなく、処方変更がなかったもの
・アドヒアランス向上に寄与
・副作用が発現していないことをモニタリング 等
93
副作用以外で処方の変更が必要になった事例
(25%)
※令和4年度厚生労働科学研究費補助金「薬剤師の職能のための薬学的知見に基づく継続的
な指導等の方策についての調査研究」(研究代表者:東京薬科大学 益山光一)より
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