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調剤について(その1) 総-3 (96 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》
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薬局経営の効率性と薬局の機能(体制)を踏まえた調剤基本料の設定
○ 調剤基本料は医薬品の備蓄(廃棄、摩耗を含む)等の体制整備に関する経費を評価したものであり、
その区分は薬局経営の「効率性」を踏まえて設定している。
〇 一方で、一定の機能(体制)を有する薬局を評価する地域支援体制加算、連携強化加算、後発医薬品調
剤体制加算がある。
薬局経営の効率性を踏まえた
調剤基本料の設定
⚫ 集中率が高い
→医薬品の備蓄種類数が少なくてすむ
⚫ 薬局単位での処方箋の受付回数が多い
⚫ グループ単位での処方箋受付回数が多い
→規模が大きいことによるメリットがある

医療経済実態調査等のデータを踏まえ、
「効率性の観点」で調剤基本料を設定

一定の機能を有する薬局の体制の評価
⚫ かかりつけ薬剤師が機能を発揮し、地域包括ケアシステム
の中で地域医療に貢献する薬局を評価
体制・実績に応じて地域支援体制加算を設定
<施設基準>
(1) 地域医療に貢献する体制を有することを示す実績
⇒ 調剤基本料等に応じ、段階的な基準を設定
(2) 患者ごとに、適切な薬学的管理を行い、かつ、服薬指導を行っている
(3) 患者の求めに応じて、投薬に係る薬剤に関する情報を提供している
(4) 一定時間以上の開局
(5) 十分な数の医薬品の備蓄、周知
(6) 薬学的管理・指導の体制整備、在宅に係る体制の情報提供
(7) 24時間調剤、在宅対応体制の整備
(8) 在宅療養を担う医療機関、訪問看護ステーションとの連携体制
(9) 保健医療・福祉サービス担当者との連携体制
(10) 医療安全に資する取組実績の報告
(11) 集中率85%超の薬局は、後発品の調剤割合50%以上

⚫ 災害時・新興感染症の発生時等の非常時に必要な体制整備
を行う薬局を評価
地域支援体制加算の上乗せとして連携強化加算を設定
⚫ 後発医薬品の使用促進に取り組む薬局を評価
後発医薬品の調剤数量割合に応じて
後発医薬品調剤体制加算を設定

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