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調剤について(その1) 総-3 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》
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薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループとりまとめ
(令和4年7月11日)
○ 今後のICTの進展により、薬剤情報の閲覧が容易になるが、そのような状況においても、か
かりつけ薬剤師・薬局に求められる機能や役割は重要とされている。
〇 地域のニーズは様々であるため、全てのかかりつけ機能を単独の薬局で対応するのではな
く、地域全体で必要な業務を行うことの必要性が指摘されている。
第4 具体的な対策
4.地域における薬剤師の役割
○ 地域包括ケアシステムの更なる進展が求められる中、薬局薬剤師は、①地域の他の薬局や医療
機関等と連携しながら、薬学的専門性を活かした対人業務を 充実させるとともに、②健康相談、
要指導・一般用医薬品等の適正な販売をはじめとしたセルフケア、セルフメディケーションの支
援等の健康サポート業務に積極的に取り組む必要がある。
○ かかりつけ薬剤師・薬局の持つべき機能の1つとして、服薬情報の一元的・継続的把握がある
が、ICTの進展により、かかりつけ薬剤師・薬局以外においても、薬剤情報の閲覧が容易にな
る。このような状況においても、かかりつけ薬剤師・薬局に求められる機能や役割は重要である。
〇 個々の薬局には、こうしたかかりつけ機能(服薬情報の一元的・継続的把握、24時間対応・在
宅対応、医療機関との連携)を有していることが最低限必要であるが、地域に求められる薬剤師
サービスはより多岐にわたり、全ての機能を単独の薬局が十分に有することは容易ではなく、地
域全体で必要な薬剤師サービスを提供していくという視点も必要である。このため、地域の薬局
が必要に応じ連携する仕組みを構築する必要がある。
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