調剤について(その1) 総-3 (71 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00197.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第550回 7/26)《厚生労働省》 |
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4.12.21
薬局における医薬品の供給問題の影響②
○
医薬品に供給に大きな問題が生じている状況で、薬局では日常的に追加的な業務負担(1日当たり平均98.1分)
が発生している。
〇今回の供給問題が薬局における業務への影響
※医療課注(R5.7)
薬剤師は調剤に関連する業務以外も行っているが、現在は安定供給の問題も
あり、昨年12月の調査ではかなりの業務時間増になっている。安定供給の問題
は現在も継続しているため、この傾向は変わっていないと考えられる。
●約99%の薬局において追加業務負担ありと回答(283薬局/286薬局)
追加的に発生している業務の内容と時間(1日平均)
薬局における追加業務負担(各薬局1日平均)
98.1分
283薬局
在庫管理に関する対応
29.2分
274薬局
(在庫数の増加に伴う管理負担の増加、在庫確認回数の増加など)
発注・納品に関する対応
281薬局
20.1分
272薬局
(処方変更・処方日数の相談、変更調剤の情報提供、入荷・在庫状況の
共有など)
17.0分
266薬局
その他
30.1分
54薬局
患者への説明
(供給状況や不足薬・変更薬に関する追加説明、苦情対応の増加など)
医師への対応
※日本薬剤師会
・求めている医薬品を購入できる卸の探索
・MSやMRとの話し合いによる在庫確保
・他薬局との協力対応、在庫の融通の交渉
29.4分
(発注作業の回数増加、確認作業の増加など)
各
業
務
の
状
況
「その他」の具体例
・医師への在庫情報の提供
・レセコンデータの更新、修正作業
・スタッフへの採用医薬品の変更などの周知
徹底
・患者への不足薬の郵送や配達回数の増加
・薬局内での供給情報の共有
・メーカー等からの情報の把握・整理
など
医薬品の供給状況に関する緊急アンケート結果より(実施期間:令和4年12月2日~7日、回答数:286薬局)
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