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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスに対応した電子カルテシステム等を提供するシステムベンダ向け技術解説書(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35017.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
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登録用ファイルの作成
医療機関等から電子カルテ情報共有サービスに登録する 3 文書および 6 情報は、FHIR 記述仕
様書に従って記述します。各情報の FHIR 記述仕様書については、
「1.5 電子カルテ情報共有サ
ービスで取り扱う情報の概要」をご参照ください。
FHIR 記述仕様書に従って記述した後、
「電子カルテ情報共有サービス記録条件仕様」に基づ
いて登録用ファイルを作成します。



電子カルテ情報共有サービスへの送信
登録用ファイルを電子カルテ情報共有サービスへ送信します。電子カルテ情報共有サービス
は当該ファイルを受領した後、バリデーションチェック、署名検証(電子署名がある場合のみ)
を実施し、中央レポジトリに情報を登録します。
情報が電子カルテ情報共有サービスに登録された後、電子カルテ情報共有サービスからの資
格確認端末の所定のフォルダ、若しくは登録用ファイルの送信元端末に登録結果が送信されま
す。電子カルテシステム等は登録結果の取得要求を行い、登録結果を受信します。
なお、電子カルテ情報共有サービスへの情報の送信時は、1 度に送信できるデータ上限が 10
メガバイトであることに注意してください。



標準マスタコーディング
①登録用ファイルの作成時に、
「1.4.2 原則2:標準コードを用いること」で記した通り、FHIR
記述仕様書に従い特定の情報について標準コードを用いて情報を記述する必要があります。し
たがって、電子カルテシステム等において、ローカルコード等の標準コード以外のコードを利用
している場合は、電子カルテ情報共有サービスへ登録する情報について標準コードへのコード
変換ができる機能を実装ください。
なお、標準コードへの変換処理は、FHIR サーバー等の電子カルテシステム等以外の機器・ソフト
ウェアで実行していただくことも可能です。

補足:標準コードの最新マスタの取得方法
電子カルテシステム等は、電子カルテ情報共有サービスへマスタ更新要求を行うことにより、最
新の標準コードのマスタを取得することが可能です。詳細について、
「(4) マスタ更新に係る機能」
をご参照ください。なお、標準コードは ONS 等のインターネットサイトからインターネット経由
でダウンロードすることも可能です。
なお、ローカルコード等の標準コード以外のコードを利用している場合は、取得した最新の標準

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