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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスに対応した電子カルテシステム等を提供するシステムベンダ向け技術解説書(案) (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35017.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
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5. 導入作業
電子カルテ情報共有サービスを医療機関等が導入するに当たっては、環境設定、パッケージソフトの
適用、電子カルテ情報共有サービスを利用した運用に向けた準備、運用テスト等を行っていただく必要
があるため、文書情報や6情報のやりとりを導入先の医療機関等と導入内容等を相談してください。

環境設定
5.1.1 ネットワークの設定
電子カルテ情報共有サービスへの接続では、オンライン資格確認等システムのネットワークを
利用しますが、電子カルテ情報共有サービスの IP アドレスに接続するため、ネットワーク機器(ル
ータなど)の設定作業等を実施していただきます。想定されるネットワークの設定で必要な対応
は、
「表 9 ネットワークの設定で必要な対応(想定)
」をご参照ください
表 9 ネットワークの設定で必要な対応(想定)
主に必要な対応

補足

電子カルテ情報共有サービス 電子カルテ情報共有サービスの IP アドレスに接続するため、ネット
との接続設定

ワーク機器(ルータなど)の設定を行う。

(必要に応じ)セキュリティ機 Web API 通信を行う際に、所定の URL への接続許可設定が必要。
器等の URL 接続制限の解除
(必要に応じ)電子カルテシス ルータ等の設定を行い、電子カルテシステム、文書作成システム、薬
テム、文書作成システム、薬局 局システム各々の資格確認端末との接続に係る設定を行うこと。
システムと資格確認端末との (例えば、オンライン資格確認等システム対応済みである場合でも、
接続設定

レセプトコンピュータおよび資格確認端末間の接続部分のみ設定が
完了している場合が該当する。


5.1.2 端末の設定

電子カルテ情報共有サービスと接続する資格確認端末には、オンライン資格確認等システムの
利用にあたり必要となる設定のほかに、オンライン資格確認等連携ソフトをインストールしてい
ただく必要があります(既にオンライン資格確認等連携ソフトがインストールされている場合は
アップデートが必要)
。オンライン資格確認等連携ソフト設定手順は、別途周知予定です。
なお、電子カルテシステムや文書作成システム、薬局システム等の既存システムから資格確認端
末に接続するセッション数は、Windows OS の制約により最大 20 セッションです。既存システム
の台数や使用状況に基づき、資格確認端末の導入台数は医療機関等で検討していただく必要があ
ります。
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