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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスに対応した電子カルテシステム等を提供するシステムベンダ向け技術解説書(案) (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35017.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
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図 44 電子署名、署名検証のイメージ(カードレス署名)
オンライン
請求NW

紹介元医療機関
①診療情報
提供書作成
医師

②電子署名
付与

トークン取得
電子署名要求

検証に必要な ③診療情報
鍵情報
提供書登録

電子カルテ情報共有サービス

認証局

失効情報

鍵管理
サービス
⑤署名検証

④診療情報提供書
登録要求

④CRL(証明書失効リスト)取得

⑥タイムスタンプ
(サーバ時刻使用)付与

時刻認証局

⑦登録結果通知

紹介先医療機関等

⑨診療情報提供書
取得要求

⑩署名検証

⑧診療情報提供書送付

医師等
検証に必要な
鍵情報

※署名方式がローカル署名かカードレス署名かに関わらず、「⑩署名検証」の方法は同じです。署名検
証の詳細は、「電子カルテ情報共有サービス記録条件仕様書」をご参照ください。

システムに本方法での電子署名機能および、署名検証機能を実装するためには、以下が必要となり
ます。
・ 電子カルテ情報共有サービス記述条件仕様に定められる規格に従い、署名検証用の機能を独自
で実装していただくか、若しくは電子署名関連事業者が同規格に沿って開発するモジュールを
購入していただく
・ MEDIS が提供する仕様「HPKI セカンド電子証明書リモート署名利用の手引き」に沿って独
自でカードレス署名の機能を実装していただくか、同団体が提供するモジュールを組み込んで
いただく
・ 鍵管理サービスと接続するにあたっては、Web API 方式による通信を行う必要があるため、
「2.4 ネットワーク環境の整備」に記載の通り、ルータの設定等を行っていただく(実際は、
「図 45 カードレス署名のイメージ」の Step2 においては、リモート署名サーバサービスとい
うシステムを経由して鍵管理サービスに接続をします。


実際のカードレス署名の利用イメージとしては、
「図 45 カードレス署名のイメージ」に示すよう
に、以下の 2 ステップで電子署名を行います。

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