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【参考資料2】電子カルテ情報共有サービスに対応した電子カルテシステム等を提供するシステムベンダ向け技術解説書(案) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35017.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第18回 9/11)《厚生労働省》
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るため、その際の電子カルテシステム等での処理と医療機関等での対応について示します。

〇ケース 1 患者の有効な被保険者番号を確認できない場合
オンライン資格確認で照会した有効な被保険者番号に紐付ける形で、電子カルテ情報共有サービ
スに登録用ファイルを送付していただきますが、オンライン資格確認により患者の有効な被保険者
番号が確認できない場合は、電子カルテ情報共有サービスにファイルを登録できません。文書情報の
場合は、従来どおり紙で発行してください。カルテ 5 情報・健診文書の場合は、電子カルテ情報共有
サービスの対象外となりますので登録を行わないようにしてください。

〇ケース2 医療保険適用外の診療時の情報を含む、3 文書・6 情報を登録する場合
電子カルテ情報共有サービス本格運用開始時点では医療保険適用の診療時に生じた 3 文書・6 情報
について登録することを原則としますが、電子カルテシステム等の仕様上、労災、自由診療、自賠責
等、医療保険適用外の診療時に生じた情報と、医療保険適用の診療時に生じた情報との区別が難しい
場合があります。そういった場合に、保険区分が異なる情報を含む登録用ファイルを作成し、登録し
ても電子カルテ情報共有サービスにおいては区別しません。
なお、診療報酬上の規定についてはこの限りではないため、ご留意ください。

〇ケース3 紹介先医療機関等が電子カルテ情報共有サービスに対応していない場合(文書情報の
み)
紹介先医療機関等が電子カルテ情報共有サービスに対応していない場合、電子カルテ情報共有サ
ービスは文書情報ファイルを登録せず、エラーを返します。当該エラーが返された場合、従来どおり
紙の診療情報提供書を発行してください。

〇ケース 4 その他のエラー等により電子カルテ情報共有サービスに登録できない場合
登録ファイルを電子カルテ情報共有サービスに登録しようとしたが、エラーが返された場合、ファ
イルを電子カルテ情報共有サービスに登録できません。エラーが返された医療機関では、当該エラー
への対応が必要なため、電子カルテシステムの端末上で、エラー通知、およびエラー内容を確認でき
る機能を電子カルテシステムに実装してください。

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