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【資料5】医薬局からの定期報告 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37109.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第14回 12/27)《厚生労働省》
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No.※2

一般名

薬効
分類

改訂内容

改訂理由

【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】

現行
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、
適切な処置を行うこと。肺高血圧症があらわれることがある。

23-24

ジアゾキシド

399
他に分
類され
ない代
謝性医
薬品

改訂案
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.7 小児等
観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、
適切な処置を行うこと。心嚢液貯留及び肺高血圧症があらわれ
ることがある。また、新生児で壊死性腸炎があらわれることがあ
る。

心嚢液貯留関連症例及び壊死
性腸炎関連症例を評価した。症
例の因果関係評価及び使用上
の注意の改訂要否について、専
門委員の意見も聴取した結果、
本剤と心嚢液貯留又は壊死性腸
炎との因果関係が否定できない
症例が集積したことから、使用上
の注意を改訂することが適切と
判断した。

心嚢液貯留関連又は壊死性腸炎
関連症例*の集積状況は以下のと
おり。
国内症例
心嚢液貯留関連症例
6 例(うち、医薬品と事象との因果
関係が否定できない症例 0 例)
【死亡 0 例】
壊死性腸炎関連症例
0例
海外症例
心嚢液貯留関連症例
6 例(うち、医薬品と事象との因果
関係が否定できない症例 3 例)
【死亡 0 例】
壊死性腸炎関連症例
15 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 4
例)
【死亡 2 例(うち、医薬品と事象
による死亡との因果関係が否定で
きない症例 1 例)】

11. 副作用
11. 副作用
11.1 重大な副作用
11.1 重大な副作用
重篤な体液貯留、うっ血性心不全
重篤な体液貯留、うっ血性心不全、心嚢液貯留
重篤なナトリウム貯留、体液貯留及びうっ血性心不全があらわれ
重篤なナトリウム貯留、体液貯留、うっ血性心不全及び心嚢液貯
ることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、利尿
留があらわれることがある。異常が認められた場合には投与を中
剤を投与するなど、適切な処置を行うこと。
止し、利尿剤を投与するなど、適切な処置を行うこと。
(新設)

直近3年度の国内外の副作用症
例の集積状況 【転帰死亡症例】

壊死性腸炎
新生児で壊死性腸炎があらわれることがある。嘔吐、腹部膨満、
下痢、血便等の症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切
な処置を行うこと。

*:医薬品医療機器総合機構に
おける副作用等報告データベー
スに登録された症例

【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和 3 年 6 月 11 日付け薬生発 0611 第 1 号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】

23-25

アパルタミド

429 そ
の他の
腫瘍用


現行
8. 重要な基本的注意
重度の皮膚障害があらわれることがあるので、皮疹発現時には早
期に皮膚科医に相談し、本剤の休薬又は投与中止を考慮するこ
と。また、皮膚の異常が認められた場合には、速やかに医療機関
を受診するよう、患者に指導すること。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
(新設)

改訂案
8. 重要な基本的注意
重度の皮膚障害及び薬剤性過敏症症候群があらわれることがあ
るので、皮疹発現時には早期に皮膚科医に相談し、本剤の休薬又
は投与中止を考慮すること。また、皮膚の異常が認められた場合
には、速やかに医療機関を受診するよう、患者に指導すること。
11. 副作用
11.1 重大な副作用
薬剤性過敏症症候群
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節
腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発
性の重篤な過敏症状があらわれることがある。なお、ヒトヘルペス
ウイルス 6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く、投
与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷
延化することがあるので注意すること。

15

薬剤性過敏症症候群の症例を
評価した。症例の因果関係評価
及び使用上の注意の改訂要否
について、専門委員の意見も聴
取した結果、本剤と薬剤性過敏
症症候群との因果関係の否定で
きない症例が集積したことから、
使用上の注意を改訂することが
適切と判断した。

「薬剤性過敏症症候群」症
例*の集積状況は以下のとおり。
国内症例
4 例(うち、医薬品と事象との因果
関係が否定できない症例 2 例)
【死亡 1 例(うち、医薬品と事象に
よる死亡との因果関係が否定でき
ない症例 0 例)】
海外症例
29 例(うち、医薬品と事象との因
果関係が否定できない症例 2 例)
【死亡 0 例】
*:医薬品医療機器総合機構に
おける副作用等報告データベー
スに登録された症例