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資料3-4 薬学実務実習の現状確認と更なる充実改善に向けたアンケート集計結果(薬学教育協議会提出資料) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html
出典情報 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》
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Ⅰ.現行の実務実習の状況(2022年度実績)
Ⅰ-4.実習中のトラブルやハラスメントについて
Ⅰ-4-1

1)実習中に発生したトラブルやハラスメントに関して、対応のためのマニュアルや規定について、

以下の中から各大学の現状に最も近いものを選択してください
(特にトラブルやハラスメントがなかった場合は、もし起こった場合、どのように対応するかを回答してください)。
回答数



(a) 大学独自のマニュアル・規定があり、それに従って対応する

18

26.1%

(b) 地区調整機構などで共通の規定があり、それに従って対応する

17

24.6%

(c) 状況に応じて手順や担当者などを決めて対応する

27

39.1%

(d) その他

7

10.1%

69

100.0%



(d)その他
*原則地区調整機構の規定に従い対応している。大学内で協議の上学生の希望を聞いた上で個別対応している。
*病院実習では (a)、薬局実習では (b)
*事案発生時には薬学実務実習部門長(薬局・病院)に報告され、原則的には実習施設担当教員が対応し、担当教員による対応が難しい場合には
部門長が対応する。
*さまざなケースがあるので、担当教員、実務実習委員会の薬局担当、病院担当が指導薬剤師及び実習生に状況の聞き取りを行い、指導薬剤師への
お願いや、実習生への指導により対応している。複雑な事例等においては、臨時の実務実習委員会を開催して対応を検討している。
*実習センターで対応(担当教員と相談)した事例を共有
*薬局実習は(c),病院実習は(b)で対応している。
*学生保険適応内のトラブルは大学事務室で対応する。その他は随時実習担当教員・セミナー担当教員と相談し対応する。他学及び指導薬剤師も
関連するトラブルについては、地区調整機構・地区薬剤師会・病院薬剤師会と連絡を取り対処している。
*2023年度より地区調整機構において、その情報や対応を共有することになりました。

2) トラブルやハラスメント対応で工夫している点
*学生や施設の双方から速やかに細やかな聞き取りを行い、最善と考えられる方法をすり合わせている
*調整機構の規定をもとに、大学のトラブルやハラスメントに関する規程に従って対応している。また、実務実習委員会が介入し、事例の記録を残している。
*実務実習直前のオリエンテーション時に、学生に対して施設担当教員(分野指導教員)と学部教務係の相談しやすい者に相談するように指導している。
*県薬剤師会と県病院薬剤師会の当該委員会担当者と情報交換しやすいように常日頃から気を付けている。
*該当しうる事象については、指導薬剤師の先生や実習生の一意見のみに基づき判断せず、可能な限り得られる情報を得た上で、精査している。
実習施設がある地区の薬剤師会、病院薬剤師会の実務実習担当の先生に相談し、情報を共有する。
*トラブルやハラスメントが発生した際は、実務実習担当教員が直接当該施設の指導薬剤師と話し、再発防止に務めている。
*両者から話を聞き、こまめに連絡を取り対応する。
*薬局実習・病院実習の科目担当教員が一元的に情報収集し、定期的に実務実習運営委員会を開催して、情報共有している。また、必要に応じて
当該委員会で協議している。
*実習終了後に各施設の実習内容や満足度に関する調査・アンケートを実施している。
*施設、学生からそれぞれ個別に連絡できる手段を用意している
*施設の地域薬剤師会の担当者と連携している
*薬局実習中の登校日(実習3週目)に学生へのアンケートを実施し、トラブルやハラスメントを未然もしくは軽微な段階で大学側が聞き取る機会を
設けている。
*各センター教員(9名)が担当施設を分担してトラブル対応を行っている。ハラスメントを含むトラブル発生時には、学生および指導薬剤師双方の
意見を聴取し、話し合いにより解決を図っている。
*実習担当教員だけでなく、指導担任、大学事務局等、困った時の相談先の連絡先をアナウンスしている。
*学生1名に対し1名の担当教員を配し、薬局・病院実習を一貫して担当する体制をとっている。
*トラブルについては担当教員が対応するが、サポート教員として実務家教員を配し、専門的な知識が必要な知識を必要とする事項について、
担当教員と連携し、対応する体制をとっている。
*トラブル対応については、必要によって、委員会(実務教育委員会)で協議する体制を構築している。
*トラブル等が多い調整機構経由の薬局では、次年度以降のエントリーを辞退している。
*事前情報等で予見される場合、実習開始時の訪問・面談時に他施設の事案等を紹介し、抑止を図る。

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