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資料10 デジタル行財政改革取りまとめ2024(案) (20 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi7/gijishidai7.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第7回 6/18)《内閣官房》
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必要がある。まずは保育施設等における ICT 導入状況等に関する調査研究を
速やかに実施するとともに施設管理プラットフォームや保活情報連携基盤と
データ連携が可能な保育 ICT システムの標準仕様を検討し、それらの結果を
踏まえ、段階的・計画的に整備を進める。
また、ICT 導入の目的は利便性の向上のみに留まらない。こどもの生命に
関わる重大事故が依然として発生する現状にあっては、テクノロジーも活用
し、一層安全な保育環境を整備することが求められる。そのため、睡眠中の
事故防止対策に必要な機器(午睡センサー)やこどもの見守りに必要な機器
(AI 見守りカメラ)など、こどもの安全対策に資する設備等の導入を、既に
実施している設備における性被害防止対策の支援とあわせ、推進する。
<放課後児童クラブ DX の推進>
共働き家庭の増加に伴って放課後児童クラブのニーズは増大しているが、
放課後児童クラブの利用手続のオンライン化や事業所における ICT 導入は十
分に進んでおらず、保護者や職員の負担軽減につながる取組が期待される。
そのため、2024 年度中に放課後児童クラブの ICT 導入や活用に関する調査
を行い、課題等を把握する。あわせて、放課後児童支援員に対する ICT 導入
に係る研修を含め ICT 利活用の好事例の横展開等を行い、利活用支援を行う。
また、放課後児童クラブ DX の普及促進のため、保活ワンストップシステム
も参考に、2025 年度以降に利用手続や事業運営に関する DX 推進実証事業の
実施に向けて検討を進める。

【福祉相談】
◆利用者起点で目指す姿
住民が抱える困難や生きづらさが多様化・複雑化する中、限りある人員で
も、住民に寄り添い、きめ細かな相談支援を行えるよう、現場の声を取り入
れながら、デジタル技術を活用することにより、人と人との相談の時間の充
実確保や、多様な関係者間が安全かつ確実に連携できる体制の構築を目指す。
◆実現に向けて必要となる取組
(こどもや家庭に寄り添った相談業務の DX の促進)
こども家庭福祉分野における職員の業務負担軽減や、こどもや家庭に寄り
添った相談業務を進めるため、2024 年度中に、児童相談所やこども家庭セン
ターにおけるデジタル技術の活用状況を把握した上で、業務フロー内でデジ
タル技術の活用により効率化が期待される業務プロセスを整理する。
その結果も踏まえ、こども家庭庁は、他のこども・子育て分野等の DX の取
組と連動しながら、児童相談所やこども家庭センターの業務支援アプリの活
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