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資料10 デジタル行財政改革取りまとめ2024(案) (33 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi7/gijishidai7.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第7回 6/18)《内閣官房》
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政改革では、政府部内における EBPM の取組の参考となるよう、教育、介護等
の分野における DX プロジェクトにおいて取組を進めてきた。

【EBPM「見える化」の取組の進展①(政策に関する進捗等の情報を可視化し、
一元的に表示・閲覧できるツール(政策ダッシュボード)の活用等による「見
える化」の手法確立)

デジタル行財政改革では、EBPM の基礎となる政策の効果や実施状況の「見
える化」の取組を進めている。
「見える化」に必要となる具体的な準備として、
「利用者起点」で KGI(重要目標達成指標)/KPI(重要業績評価指標)を事前
に設定し、効果の発現経路を「政策手段と政策目的の論理的なつながりを図
示化したもの(ロジックモデル)
」として整理した上で、進捗状況に関するデ
ータ等を効果的・効率的に可視化・共有することに資する「政策に関する進
捗等の情報を可視化し、一元的に表示・閲覧できるツール(政策ダッシュボ
ード)
」を活用した進捗モニタリングを行うこととしている。
「政策に関する進捗等の情報を可視化し、一元的に表示・閲覧できるツー
ル(政策ダッシュボード)
」については、デジタル行財政改革関連以外の政策
においても導入が進んでいるが、各府省庁において今後新たに導入する際に
は、利用者である国民(政策担当者、研究者等を含む。
)の利便性を高める観
点から以下の点に留意することが望ましい。
① 指標等を設定等した理由や意味合いを、政策の進捗管理や事後の検証を
行う後任者等のために整理・記録する。
② データの取得等に当たっては、総務省の「統計表における機械判読可能
なデータ作成に関する表記方法」を参照し、機械判読性が高く再利用性
の高いフォーマットでデータを取得・保持する。
③ データの取得等に要する現場の負担感に留意しつつ定期的な情報更新
の頻度を保ち、年度間比較を可能とするようなデータ項目の標準化を図
る。
④ 専門家以外が閲覧しても内容等が理解できるように、利用者を意識した
データの見せ方等に配慮する。
⑤ デジタル庁の「ダッシュボードデザインの実践ガイドブック」等を参照
し、政府として利用者起点の UX(利用者体験)を担保したものとするこ
と。
⑥ 公開に当たっては、利用者にとっての一覧性・利便性の観点から、デジ
タル庁のホームページにも掲載する。
⑦ 得られる情報を充実し利用者体験を継続的に向上していくため、利用者
とコミュニケーションを取りながら不断の改善を行う。
デジタル庁及び内閣官房デジタル行財政改革会議事務局は、各府省庁にお
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