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資料2-2 第3期医療分野研究開発推進計画(案) (33 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/suisin_dai49/gijisidai.html
出典情報 健康・医療戦略推進本部(第49回 2/18)《首相官邸》
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験・臨床試験への理解等の土壌形成に資することを目的に行う。また、国民への
説明責任を果たし、さらには国民の共感と応援を得る観点、関係人材の獲得に向け
た関心の喚起なども目的とする。発信情報の専門性が高いことに留意し、専門家
から一般国民まで各ターゲット層の関心を考慮した情報を多様な媒体で発信す
る。また、情報発信の際には、アカデミア研究者が発明等により経済的な成功を
収める例など、多様なキャリアやチャンスがあることを具体的に提示するなど、
若手人材の獲得に資するよう配慮することも重要な観点である。
さらに具体的に、国民向けの治験・臨床試験のリテラシー向上に役立つ情報発
信の施策及び治験・臨床試験情報へのアクセス向上に向けた施策を検討し、国民
の治験・臨床試験への理解を深め、更なる治験への参加の促進につなげていく。
(厚)
3.3 AMED の果たすべき役割
(◎健、総、文、厚、経、こ)
AMED は、医療分野の研究開発及びその環境の整備の中核的な役割を果たし、医療
分野の研究開発に取り組む関係府省庁の事業を一元的に運営し、戦略的な資金配分
を実現する。官民の役割分担に関して、AMED は、成否のリスクが高い革新的な基礎
研究や、難病・希少疾患のようにニーズはあるものの市場性が低い分野、感染症を
筆頭に市場性が読みづらい分野など、民間企業が取り組まない分野を中心に研究開
発支援を実施し、その成果を民間企業に受け渡し、民間企業が製品化及び製造の実
装を担う。
第3期では、基礎研究・応用研究から臨床研究の各段階において特に有望なシー
ズをいち早く企業へ導出することを目指して実用化フローを強化する。
特に、AMED の裁量性を高め、革新的なシーズを創出し、早期の実用化を目指すた
めに、各府省庁の補助及び委託事業(以下「補助等事業」という。
)の間で支援の切
れ目が生ずることなく連続的な支援ができる仕組みを AMED 内に構築し運用する。
(健)
また、3.1(5)に示した複数の統合プロジェクトや個別事業で共通する取組につい
ては、各事業の特性に配慮しつつも全体的な取組として効率的・効果的に実施され
るよう、AMED が主体的な役割を果たす。実行においては当該事業所管府省庁と十分
に認識を共有し、必要に応じて事業設計に係る改善内容を提案する。AMED の提案を
受けた関係府省庁は、事業の改善方策の要否を含めて検討する。環境整備等に関し
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