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資料3-3 令和4年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(三次)(案) (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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AC-1
公募研究課題
(1)研究課題名
AI 開発基盤をクラウドで研究者や民間等に提供するサービスの実用化のための研究
(2)目標
データヘルス改革では、令和3年以降に目指すべき未来の一つとして、「AI を用いて
保健医療サービスの高度化や現場の負担が軽減される未来」を挙げており、保健医療分
野 AI 開発加速コンソーシアムでは、AI 開発におけるロードブロック(障壁)を解消する
ために AI 開発のためのクラウド環境基盤の要件について検討する必要があると指摘され
ている。
これを受けて厚生労働省では、領域横断的な AI 開発の加速化を目指して、「AI 開発基
盤をクラウドで研究者や民間等に提供するサービス」の実装に向けた検討を行ってい
る。本サービスは、クラウドによる AI 開発環境を提供することにより、サーバ・ネット
ワーク・ソフトウェア導入に要するリードタイム及びコストの削減を図り、AI 開発者が
場所に制約されずにアクセスできることを目的としている。AI 開発基盤では、教師デー
タや検証データの保管、AI 開発のためのフレームワークやコーディング環境を払い出す
他、AI 開発者間でデータ、モデル、AI 開発に関する知識を共有することで、AI 開発技術
を発展させることも目的としている。
これまでの調査研究でシステムの設計・開発に向けた要求事項が整理されているが、
今後本サービスを実用化する場合、利用が想定される国内の研究者等の人数や導入によ
って解消が期待される障壁の実態等を明らかにし、本サービスが AI 開発の進展にどの程
度貢献しうるかを把握する必要がある。
また保健医療・介護の様々な分野で開発されている AI において、使用するデータの種
類や量、達成する目的等により、開発に必要な計算処理能力やコストが異なることか
ら、本サービスで想定される AI 開発のユースケースを設定し、それぞれのユースケース
について必要なデータや求められる計算処理能力、想定されるコストについて整理する
必要がある。
本研究の目標は、本サービスの実用化に資する上記の内容について整理し、AI 開発基
盤のニーズや必要なリソース等を把握することを目標とする。
(3)求められる成果
・
・
AI 開発基盤の利用が想定される国内の研究者等の人数や本サービスの導入によって
解消が期待される障壁の実態等、AI 開発基盤のニーズの同定
保健医療・介護分野において、AI 開発基盤を利用して開発することが想定される AI
について、想定される国内の研究数、使用するデータや必要な計算処理能力、AI 開
発基盤を利用することによるコスト等の整理
(4)研究費の規模等
研究費の規模:
1課題当たり年間
5,000 千円程度(間接経費を含む)
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公募研究課題
(1)研究課題名
AI 開発基盤をクラウドで研究者や民間等に提供するサービスの実用化のための研究
(2)目標
データヘルス改革では、令和3年以降に目指すべき未来の一つとして、「AI を用いて
保健医療サービスの高度化や現場の負担が軽減される未来」を挙げており、保健医療分
野 AI 開発加速コンソーシアムでは、AI 開発におけるロードブロック(障壁)を解消する
ために AI 開発のためのクラウド環境基盤の要件について検討する必要があると指摘され
ている。
これを受けて厚生労働省では、領域横断的な AI 開発の加速化を目指して、「AI 開発基
盤をクラウドで研究者や民間等に提供するサービス」の実装に向けた検討を行ってい
る。本サービスは、クラウドによる AI 開発環境を提供することにより、サーバ・ネット
ワーク・ソフトウェア導入に要するリードタイム及びコストの削減を図り、AI 開発者が
場所に制約されずにアクセスできることを目的としている。AI 開発基盤では、教師デー
タや検証データの保管、AI 開発のためのフレームワークやコーディング環境を払い出す
他、AI 開発者間でデータ、モデル、AI 開発に関する知識を共有することで、AI 開発技術
を発展させることも目的としている。
これまでの調査研究でシステムの設計・開発に向けた要求事項が整理されているが、
今後本サービスを実用化する場合、利用が想定される国内の研究者等の人数や導入によ
って解消が期待される障壁の実態等を明らかにし、本サービスが AI 開発の進展にどの程
度貢献しうるかを把握する必要がある。
また保健医療・介護の様々な分野で開発されている AI において、使用するデータの種
類や量、達成する目的等により、開発に必要な計算処理能力やコストが異なることか
ら、本サービスで想定される AI 開発のユースケースを設定し、それぞれのユースケース
について必要なデータや求められる計算処理能力、想定されるコストについて整理する
必要がある。
本研究の目標は、本サービスの実用化に資する上記の内容について整理し、AI 開発基
盤のニーズや必要なリソース等を把握することを目標とする。
(3)求められる成果
・
・
AI 開発基盤の利用が想定される国内の研究者等の人数や本サービスの導入によって
解消が期待される障壁の実態等、AI 開発基盤のニーズの同定
保健医療・介護分野において、AI 開発基盤を利用して開発することが想定される AI
について、想定される国内の研究数、使用するデータや必要な計算処理能力、AI 開
発基盤を利用することによるコスト等の整理
(4)研究費の規模等
研究費の規模:
1課題当たり年間
5,000 千円程度(間接経費を含む)
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